検索
 HOME > ラグビー部

対抗戦連覇へ明治の真価が問われる


八幡山日誌  (149)全勝優勝目指し王者・帝京大に挑む  

 
 全勝校対決の事実上の優勝決定戦を迎える。現在5連勝のなか、迎える相手は王者・帝京大。昨年の対抗戦、今年の春ともに敗戦する苦しい状況が続いている。対抗戦では特に帝京大には敗れながらも同率首位となったため今年は単独優勝を狙う。決戦に備え今日の練習では部員全員で円陣を組み気合を入れた。

 前半の入りが勝負のカギを握る。「80分間集中力を切らさなければ勝機はある」(ゲームキャプテン・スクラムハーフ兵頭水軍・農4=仙台育英)と筑波大戦、慶応大戦を逆転勝利してきた明治は終盤の強さが目立つ。しかし、「前半入りの20分は特に意識していかないといけない」(右フランカー井上遼・政経2=報徳学園)と未だに出足の遅さを改善できず。王者撃破にはミス一つが命取りになるが「明治には失うものがない」(右センター尾又寛汰・商4=国学院久我山)と挑戦者として真っ向から立ち向かう。開始のホイッスルから明治のラグビーを展開する。

 今こそ明治のすべてを出す時だ。対抗戦連覇に向け、両校の意地ぶつかり合い厳しい戦いが予想される。だが「大学の中でも明治が一番ハードなことをしてきた自信がある」(ナンバーエイト前田剛・営4=報徳学園)と過酷な練習に耐え一回り大きくなった選手たちは80分間を戦い続ける。いざチャンピオン狩りへ。最後に笑うのは明治だ。

[東後太一]

◆対抗戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR久原 綾眞(政経3=佐賀工)
9.SH兵頭 水軍(農4=仙台育英)
16佐藤 公彦(法4=明大中野)
2.HO武井 日向(商1=国学院栃木)
10.SO堀米 航平(商3=流経大柏)
17塚原 巧巳(政経4=国学院栃木)
3.PR板橋 将貴(政経4=流経大柏)
11.WTB 山村 知也(営1=報徳学園)
18矢野 佑弥(政経4=徳島県立城北)
4.LO尾上 俊光(政経4=尾道)
12.CTB梶村 祐介(政経3=報徳学園)
19近藤 雅喜(商4=東海大仰星)
5.LO古川 満(商3=桐蔭学園)
13.CTB尾又 寛汰(商4=国学院栃木)
20葛野 翔太(商4=深谷)
6.FL石井 洋介(情コミ1=桐蔭学園)
14.WTB渡部 寛太(文3=北条)
21福田 健太(法2=茗溪学園)
7.FL井上 遼(政経2=報徳学園)
15.FB森田 澄(政経4=天理)
22鶴田 馨(営3=筑紫)
8.No.8前田 剛(営3=報徳学園)

23矢野 湧大(文1=大分舞鶴)


今日のコメント
ゲームキャプテン・スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)

「僕が明治に入ってから帝京大を倒していない。このシーズンを通して帝京大を倒すという思いを持ってやってきた。気持ちは全員入っているし、個人としても絶対に倒して優勝したいという気持ちは強い。シーズン入ってもきつい練習をしてきたし、こないだの慶応戦もきつい時間帯に集中力高くできた。90分間相手よりも集中力を切らさなければ勝機はある。個人としてはゲームをコントロールすること。あとは強みであるディフェンスが対抗戦に入ってから出せていないので、帝京大がクオリティーの高いアタックをしてくる中で、強みをしっかり出して相手の息を止めたい。慶応戦を終えて自分たちはここまでやれるんだという自信を持つ事もできたし、最後の最後まで攻める姿勢を見せることができた。結束力は高まっていると思う。相手はチャンピオンチームなので競った試合になると思うけれど、90分間集中力を高めて絶対に勝つ」

フッカー武井日向(商1=国学院栃木)
「帝京さんのディフェンスをイメージしたアタックとか、こっちが帝京戦でやるべきことは何かというのを考えて細かくやってきたので、あとはそれを出すだけ。駿太(中村・平28商卒・現サントリー)さんにセットプレーの部分、特にスクラムでどのようにしていけばいいかというのを指導していただいたので、それを試合でやっていけるようにしたい。慶応戦で自分たちがやってきたことを信じてやりきれば、あの試合みたいに逆転できるということが分かった。帝京戦でもそれは変わらないので、最後までやりきりたい。FW戦でセットプレーやブレイクダウンで圧倒すること、明治のBKは帝京に勝ると思うのでFWでいかに勝てるかが勝負になる。トイメンの堀越さんは大学界でもナンバーワンと言われるくらいすごいフッカーなので、自分がどれだけ対抗できるかということを個人としてはフォーカスしてやっていきたい。この帝京戦しっかり勝って全勝で早稲田戦に臨みたい」

右プロップ板橋将貴(政経4=流経大柏)
「いい感じに盛り上がって合わせられたんじゃないかなと思う。帝京に勝たないとなにもないので、帝京戦に向けて頑張ってきた。ブレイクダウンをしっかり勝って、FWはセットピース、特にモールディフェンスで勝てば点は取られないと思う。『お前はスクラムをしっかり組め』としか言われてないので、スクラムが評価されたんじゃないかなと思う。スクラムいつも通り組めば勝てるんじゃないかなと。こっちがいつも通り練習で組んでるように組めれば負けないと思う。自信はある。絶対勝ちます」

左ロック尾上俊光(政経4=尾道)
「全てにおいて帝京さんは強いので、FWは前回の試合で課題になったセットピースを重点的にやってきた。FWで食い込まれないように、ディフェンス面でどうにか止め切ることが一番。勝ちます」

右フランカー井上遼(政経2=報徳学園)
「明日やっぱり重要になってくるのはFWのセットピースのところ。あと前半入りの20分は特に意識していかないといけない。セットプレーはメリハリをつける。プレッシャーかけるところはしっかりとかけていく。前半の入りも練習から練習の入りとかで意識していくようにしていた。しっかりと全勝優勝を狙っていく」

ナンバーエイト前田剛(営4=報徳学園)
「僕たちはチャレンジャーとして、ファイトしていくのみ。個人としてキャリアの精度が上がってきて、ゲインラインを切ることができているので、それが帝京大相手にどれだけできるのかというのを力試ししたい。あとは自分が出ているのは相手を粉砕しにいくマインドの部分。そこで首脳陣の期待に応えて、ファイトし続けたい。慶応戦はおけさん(桶谷主将)、秀平さん(成田副将)、真一さん(田中)がいない中で勝てたのは大きな収穫だったけれど、本当はあんな試合になるべきではなかった。前半、ああいった形で受けてしまうと持ってかれてしまう。毎年、帝京大から20点を取る力は明治には確実にある中で、最終的にはそれ以上の点数を取られてしまう。失点を抑えてロースコアに持ち込んで、勝ちたい。練習では、大学の中でも明治が一番ハードなことをしてきた自信があって、明治の中でも僕が一番ハードにやってきた自信がある。そこに自信を持って、チャレンジャー精神を持ってぶつかっていきたい」

スタンドオフ堀米航平(商3=流経大柏)
「個人的にはエリアをとって敵陣内で戦うっていうのは意識する。あとBKの勝負だと思うのでしっかりとBKで相手を上回っていくところがカギになる。帝京はFWが強くてBKには外に走れるランナーがいて10番もとてもうまい印象がある。前半からとにかくスコアしていくイメージ。ディフェンスでは相手を20点以上取られたらきついゲームになると思うのでそこを意識したゲームメークをしていきたい。今のキックの状態はすごくいい。今日の練習もゴールキック100パーセント入ってるので心配はしていない。去年は同率優勝って言っても帝京には負けてしまっているので今年はしっかり帝京に勝って優勝したい。明日は期待も大きいと思うのでしっかり帝京に勝って次につながるゲームをしていきたい」

左センター梶村祐介(政経3=報徳学園)
「慶応戦では特にゲームの入りが良くなかったので、チームとしての攻め方をもう一度再確認した2週間だったと思う。雰囲気も悪くなくて、慶応戦であのような勝ち方をして特に浮かれている選手もいないので、チームとしては雰囲気と調子はすごい良い状態だと思う。15番の尾崎くんとか、変則な形で入っている吉田くん(本職はFWながら14番で先発)とかにゲインラインを越えられると劣勢になってくると思うので特にその2人はマークしたい。明治もここまで失点が多いので、明日も我慢する時間が増えると思う。その時間で簡単に取られてしまうと大敗してしまう可能性があるので、我慢する時間はしっかり我慢したい。去年負けてしまって、同時優勝だったので今年は単独優勝を決めたいなと思ってシーズン当初からやってきた。明日は結果にこだわってやっていきたい」

右センター尾又寛汰(商4=国学院栃木)
「シーズン当初から入りが悪くて。それが一番顕著に出た試合が慶應戦だった。逆転できたことは自信になったが、帝京にああいう入りをしたらボコボコにされて試合にならない。入りの部分を突き詰めて練習してきた。FWはFWでしっかり対策してきてくれていると思うので。BKは外にいいランナーがいて、キーマンのスタンドオフの松田選手にいい動きをさせないようにプレッシャーを掛けていくのが重要。アタックの部分ではコミュニケーションの部分。特にBKではずっと長い間一緒に戦ってきたので、緊張しすぎないようにいつも通りの自分たちのプレーを。練習でやってきたことを試合で出す。一人一人能力はあるので、一人一人が強い気持ちで勝負していければ、結果は自ずと少しずついい方向にいくと思う。セットプレーの精度、ブレイクダウンでのファイト、どういったボール運びをするかが肝になってくると思う。絶対に勝つのはもちろんだが、これまでの相手とは違ってチャンピオンチームで簡単に勝てないチームなのはわかっている。帝京にもチャンピオンである重圧とかプレッシャーは少しあるはず。明治には失うものもない、チャレンジャー。勝って一泡吹かせて対抗戦優勝、次の早稲田、選手権につながるようにしていきたい」

右ウイング渡部寛太(文3=北条)
「(慶応戦を終えて)内容自体はあまり良くなかったが勝てたってことでチームに勢いが出てきて、すごい良い雰囲気で帝京戦を迎えられている。帝京はブレイクダウンをすごいかけてくるのと、キックカウンターとかセットプレー以外のところから得点を取ってくるので、キックカウンターに対する練習とか意識してやってきた。前半の入りから明治が練習してきたプレーを出して、良い流れでブレイクダウンとかセットプレーを安定させられたらいい戦いになると思う。僕はバックスリーだし帝京はスペースが空いていたらどんどん蹴ってくるチームなので、松田力也さんのエリア取りには対応して注意していきたい。優勝が懸かっている大事な一戦なので、チーム一丸となって頑張りたい」

フルバック森田澄(政経4=天理)
「帝京のアタックだったりディフェンスをイメージして、それに対してどうディフェンスしていくか、アタックしていくかをみんなで確認しながらやってきた。バックスリーの動きの部分で田村熙(平28営卒・現東芝ブレイブルーパス)さんに、裏のケアの仕方だったりウイングとのコミュニケーション、立ち位置の指示の部分を教えていただいたので、それを試合でやっていく。(慶応戦から)大事な一戦をぎりぎりでも勝てたというのは、チームとしても良い方向につながった。だけどそこでいつまでも喜んではいられないので、しっかりと切り替えて火曜日からの練習を取り組んできた。帝京さんはブレイクダウンの部分でかなり激しくかけてくるので、こっちがアタックに持ち込んだ時に、セカンド、3人目と寄りを早くしてボールをキープするところをしっかりやっていって、あとは明治のベースラグビーができれば勝てると思う。せっかくいただいたチャンスなので、自分の持ち味のキックであったり思い切ったプレーをしていきたい」

佐藤公彦(法4=明大中野)
「前日練習は雰囲気は悪くなく、みんな入りから意識してできていたと思う。ポジション的にセットピースで要になってくると思うので、セットプレーを安定させることを意識してやっていきたい。帝京大に勝つためには、まずひとつに勝ちたいというパッションと、後はセットピースとか相手のダイレクトプレーのディフェンスの部分でいかに体張って負けないで勝負できるかが大事になってくる。今年3冠を目指してということで、先週はジュニアで負けてしまった。これからは本命ということで、出る機会があればしっかり勝ちにいきたい。(母校の明大中野が花園を決めましたが)これで明中から明治に入ってラグビーを続けてくれて、東海大仰星から東海大のように、明中からも大学で出れるような選手が入ってくれればうれしいなと思う。27年ぶりの出場で、今まで大舞台でやることが少なかった中でもしっかりつかんだ切符なので、勝つということを目標にやるのはもちろん、大舞台を楽しんでやれるように頑張ってきてほしい」

塚原巧巳(政経4=国学院栃木)
「慶應戦であれだけ接戦になってしまったのもセットピースが押され気味だったから。チャンピオンチーム相手にもセットピースが安定すればBKにきれいなボールを出せるので、とにかくセットピースをがんばりたい。FWも経験が少ない選手が多いが、自分とかは経験が長いので声を出していきたい。きつい時間帯も元気を出して乗り越えたい。途中から出てしっかり押せるように頑張りたい」

矢野佑弥(政経4=城北)
「良くも悪くもいつも通り変わらずやるべきことをやっている。帝京戦に勝つためにはメンタルが重要になる。自分は練習通りスクラムで頑張りたい」

近藤雅喜(商4=東海大仰星)
「対抗戦の天王山なので勝ちたい。筑波大戦の時も後半からで、その時と同じようにインパクトのあるプレー、試合の局面を打開できるようなプレーをしたい。今日もFWで帝京大に対してやり切ること、出し切るということを確認した。誰がいないとか誰がいるとか関係なしに、紫紺のジャージを着てその番号をつけた人が代表。ここにきて4年生としての力もチームに与えられていると思うので、しっかりまとまって帝京大にいい結果を出せるようにしたい」

葛野翔太(商4=深谷)
「慶応戦終わってチーム的に一個上の段階にいったと思っている。チームとしてやっとまとまりが出てきたので、慶応戦の逆転を糧にして次の帝京戦に勝っていきたい。FWはセットプレーの部分で勝っていったら帝京さんのペースも崩れていって明治の流れになってくるのでFW勝負だと思う。明日は後半からの出場だと思うので、みんなに元気を与えるようなプレーをどんどんやっていきたい」

福田健太(法2=茗溪学園)
「明日重要になってくるのはフィジカルバトルのところ。帝京は体もでかいしコンタクトのところもすごく強いので明治もウエイトをしっかりとやってきたつもりでいるのでフィジカルバトルでは負けないようにしていきたい。慶応戦同様リザーブなので慶応戦は負けてる状態で入っていってテンポを上げられたと思う。でも細かいところではパスの精度だったりがよくなかったので明日は試合の状況見てしっかりテンポ上げて落ち着いてゲームコントロールすることにこだわっていきたい。二週間しっかり対帝京っていうのを意識していて帝京に対してどういうアタックだったりディフェンスをするか考えていった。明日はタフな試合になると思うけど自分たちがやってきたことをしっかりと信じてBKにしっかり強いランナーがいるのでその人たちとしっかりコミュニケーションとりながら頑張っていきたい」

鶴田馨(営3=筑紫)
「チームとしてやるべきことが練習でできた。良い準備になった。帝京は外にスペースがあるので、そのスペースに持っていこうとFWBKで話せた。試合でも実践できると思う。全勝対決で優勝がかかっているので、全員が意識高くできた。特別声をかけたとかはないが、みんなそれぞれ声を出せていた。BKは外のスペースに持っていこうと言っているので、パスの精度を上げて山村や寛太にボールを回してトライを取っていきたい。いつ出るかはわからないが、チームにエネルギーを与えられるプレーで貢献したい」

矢野湧大(文1=大分舞鶴)
「明日はディフェンスが重要になってくる。アタックでは明治も負けてはいないと思うのだけれど相手の攻撃にどれだけ失点を少なくさせられるところが勝利のカギとなるところだと思う。自分の明日の目標は一対一だったら絶対に負けないこと。ディフェンスをフォーカスしてやっていきたいので、もちろんトライも取れそうだったらどんどん狙っていく。チームが一つになったら勝てない相手ではないと思うので一丸となって勝ちたい」



●八幡山日誌のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: