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BK練習中リーダーシップを発揮する梶村


MUST WIN  (12)「どんな状況でもいいリーダーとしてプレーしたい」梶村祐介  

 自分に、仲間に、相手に勝つ。20年ぶりの日本一になるために。桶谷組が掲げたスローガンは「MUST WIN」だ。本企画では、覇権奪回に燃えるチームのキーマンたちの思いを紹介する。
 第12回は、左センター梶村祐介(政経3=報徳学園)。1年次から紫紺を着続け、3年生になった今年はBKリーダーも任されている。また、今季から左センターだけでなく右センターとしても活躍を見せている。慶応戦では、後半途中からゲームキャプテンを務め逆転勝利を導いた。明日の帝京大との全勝対決に向けて話を伺った。

――この2週間、チームの練習で重点を置いてきたことを教えてください
慶応戦では特にゲームの入りが良くなかったので、チームとしての攻め方をもう一度再確認した2週間だったと思います。雰囲気も悪くなくて、慶応戦であのような勝ち方をして特に浮かれている選手もいないので、チームとしては雰囲気と調子はすごい良い状態だと思います。

――ご自身の慶応戦で痛めた足の状態はいかがですか
まだ完全ではないですけど、どの選手もある程度の痛みを抱えながらやっているので、自分も大したケガではなく、そこまで試合には影響はないです。
慶応戦後半はチームをけん引した
慶応戦後半はチームをけん引した

――明日の帝京大戦は左センターとして先発しています
13番は外でもらう形が多くて、僕はどちらかというとパスを多く放りたいタイプ。本来は12番がいいんですけどチームの状況的に13番をやらされてあまりいいパフォーマンスができなくて、今回はお願いして12番に戻してもらいました。でも尾又さん(寛汰・商4=国学院栃木)と組む時は基本的には僕が12番で、尾又さんが13番。早明戦もおそらく12番で出ると思います。公式戦では13番は1年生ぶりにやったので、本来はずっと12だったので今年も12でいくと思います。

――明日の帝京大戦で、チームとしてカギとなるプレーは
去年の試合は点差開きましたけど、途中まで拮抗(きっこう)した理由はブレイクダウン。FWとBKでともにブレイクダウンで優勢に戦うことだと思います。慶応戦では少し差し込まれてしまいましたが。それができれば明治は勝てる。ブレイクダウンはこの2週間も重点を置いてきたところなのでそこがカギになってくると思います。BKには昨年から自信を持ってプレーしてきて、キーとなる選手も何人か抜けたけどBKの総合力で見れば帝京さんにも全然勝てると思っています。帝京にも強いランナーがいますけど、ボールを運ぶ力は勝てると思うので、その強みの部分で勝負していきたい。

――注意したい選手はいますか
15番の尾崎くんとか、変則な形で入っている吉田くん(本職はFWながら14番で先発)とかにゲインラインを越えられると劣勢になってくると思うので特にその2人はマークしたいです。

――昨年の帝京大と比較して今年の帝京大の印象を教えてください
昨年のチームに比べたら今年はかなり失点が多い。慶応さんの試合では拮抗(きっこう)した試合であれだけ取られていて、いつもの帝京さんらしくないなと思っていました。僕らもスコアはできるとは思いますが、アタック力は毎年FW・BKともに高いレベルで仕上げてきていると思います。攻撃力は昨年と変わらず、ディフェンスに少しのもろさがあると思います。

――逆に明治はいかがですか
明治もここまで失点が多いので、明日も我慢する時間が増えると思います。その時間で簡単に取られてしまうと大敗してしまう可能性があるので、我慢する時間はしっかり我慢したいです。

――今年は下級生の力が助けになっていますが
そうですね。高橋汰一(政経2=常翔学園)は抜けてしまいましたが、山村(知也・営1=報徳学園)や石井(洋介・情コミ1=桐蔭学園)も頑張ってくれていて、チームのためにも体を張ってくれています。その分、上級生の僕たちがもっとゲームで、どんなプレーでも前に出られるような姿勢をみせたいです。下級生があれだけ頑張ってくれているので、もっとしないといけないと思います。僕自身BKリーダーなので来年のことも見据えて、周りの選手としっかりコミュニケーション取っていこうと思っています。難しく考えずに思ったことを周りに伝えています。

――後半にゲームキャプテンを務めた慶応戦も、来年を見据えてということでしょうか
そうですね。もし、兵頭さん(水軍・農4=仙台育英)が抜けたら僕がキャプテンと言われていました。ペナルティーの選択だけ間違えないようにと考えていました。結果、PGの3点が良い選択になったのでよかったと思いますが、プレーにおいて考えすぎたのでもう少し柔軟にやっていきたいと思います。3年生で僕と古川(満・商3=桐蔭学園)がそれぞれリーダーをやらせていただいていて、来年のリーダーになる選手だと思います。慶応戦のように拮抗(きっこう)したゲームの中でキャプテンをできたというのもすごい経験だと思うので、明日の帝京大戦もしっかりリーダーシップを取っていきたいです。
仲間とのコミュニケーションは欠かさない
仲間とのコミュニケーションは欠かさない

――試合後、桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)からお話はありましたか
僕が「すいません」とは言ったんですけど「ありがとう」という言葉をいただきました。競ったゲームにしてしまったので、見ている側にもう少しリラックスした状態で見せてあげたかったです。内容的にはほぼ負けていたので、謝りました。でも「お疲れ様、ありがとう」と言ってくれたのでほっとしました。

――明日も桶谷主将が不在ということはゲームキャプテンの可能性も
兵頭さんが代われば僕がキャプテンなので、どんな状況でもいいリーダーとして前を向いてプレーしたいです。

――慶応戦から帝京大戦へ生かしたいことはありますか
慶応はブレイクダウンに勝負をかけてきて、そこではまってしまったので帝京も同じだと思うので、やはりブレイクダウンで力を注ぎたいです。

――最後に明日への意気込みをお願いします
去年負けてしまって、同時優勝だったので今年は単独優勝を決めたいなと思ってシーズン当初からやってきました。明日は結果にこだわってやっていきたいです。

――ありがとうございました

◆梶村祐介(かじむら・ゆうすけ) 政経3 報徳学園高出 180p・95s
 BKリーダー。昨年の対抗戦では不動のセンターとして各試合で活躍を見せ、春には日本代表合宿に召集された。正確なパスやBK離れした強靭なフィジカルでディフェンスを突破しチームを前進させる。2015年度U20日本代表。


[長谷川千華]


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