検索
 HOME > バスケットボール部

様々なポジションをこなす小谷


CHANCE MAKE  4年生特集(2)4ポジション◎のつなぎ役 小谷拓哉  

 全身全霊で挑む。リーグ戦9位と、2部降格の危機を経験した今季。激動の秋を終え、迎えるは11月21日から行われる全日本学生選手権だ。目標は優勝。重ねた敗戦を糧に、下克上を果たしたい。今回は大学最後の集大成としてインカレに臨む4年生たちを特集する。
 持ち前の器用さでチームに貢献する。小谷拓哉(文4=育英)はポイントガードとして入学したが時にはフォワードも担い、1番〜4番のポジションで幅広い力を発揮してきた。ベンチからの出場が多いが、それだけに戦況を見極めチームにはまるプレーを見せる。
(この取材は11月17日に行ったものです)

――インカレまで1週間を切りましたが練習状況はいかがですか
「みんな最後だと分かっているのでモチベーション上げて、いい雰囲気でやれてると思います」

――練習の雰囲気は、入替戦を終えて変わったりしましたか
「やっぱり入替戦を経験したことによって気持ちの部分でみんな変わったという印象はありますね。1勝1敗になって負けたら本当に2部に落ちるって状況になった時に、キャプテン(田中井紘章主将・政経4=山形南)筆頭に3年生も2年生も最後の一戦はそれまで以上に、リーグ戦で一番いい感じで気持ちの入ったゲームだったので、そこは変われたかなと思います」

――今年はチームとしてはどういう1年になりましたか
「最初の新チームになった時は、本当にみんなバラバラというかまとまりない感じだったんですけど、1年を通して試合を通して、今はいい感じにチームがまとまってきました。今ではいいチームになったなという感じはしますね」

――小谷選手個人としてはどういう年でしたか
「そんなめちゃめちゃ長く試合に出ているわけじゃなかったので、交代でちょっとつなぐって言う役割が多かったんですけど、まあまあできてる試合もできてない試合もあったんで、インカレは全部の試合で自分の役割を果たせるようにやれたらなと思います」

――4年生の中で、小谷選手はどのような立場なのでしょうか
「そうですね、キャプテンみたいにまとめるわけでもないし會田(圭佑・法4=市立柏)みたいに引っ張るわけでもないんで、裏方というか…何してるんですかね僕 (笑) 盛り上げ役じゃないですかね(笑) ベンチでも練習でも声を出して引っ張って行けたらという感じです」

――今年の4年生はどういう学年ですか
「明るいんじゃないですかね。會田にしてもキャプテンにしても葵(平佐田・営4=美濃加茂)にしても僕にしてもみんな明るいんで。あんまり思われてないかもしれないですけど(笑) 結構明るいですよ。みんなおもしろいです」

――練習の雰囲気を見ると、各学年の間の距離が近そうですね
「そうですね、生意気言ってる部分もありますけど(笑) みんな仲いいです。4年がまとめてきたというより、ある程度ちょっとは4年生が押さえてる感じじゃないですか」

――4年間を振り返って、ご自身に成長を感じる部分はありますか
「自分で考えてやるようになりましたかね、いろいろ。最初に入った時はやらされてるじゃないですけどついていかなくちゃという感じだったんですけど、上の学年になるにつれて監督も変わって。1年の時は結構言ってくる人だったんですけど3・4年になってそんなに言ってこない人になったので、自分で考えてバスケットとか自主練とかいろいろするようになりましたね」

――3年生の時はコーチがよく変わることになって、戸惑いはありませんでしたか
「戸惑いはありましたけど、新しいやり方に合わせるしかないですし、1個上の先輩がいろいろ言ってくれたので」

――今年は山本健一監督に定着して、その意味では落ち着いた1年になったのではないでしょうか
「落ち着きましたけど、監督はやっぱり週末しか来れないのでその分学生でやる練習機会が多くて、それで3年生とか結構個性的なので(笑) 引っ張っていくのは難しかったですね。今は良くやってくれています」

――4年間で忘れられない試合はありますか
「2年生の時ですかね、2年生のリーグ戦2戦目、専修戦(記事はこちら)。僕がスタートで出た試合が一番印象深いです。初めてのスターターで、ポイントガードで試合に出てゲームをコントロールしてって感じで、それで試合に勝てたので印象に残ってます」

――やっぱりスターターはいいものですか
「いいものなんじゃないですかね(笑) 代表ってことなんで、チームの代表になるのはいいですね」

――4年生になって、スターターで出たいという思いは強くなったりしましたか
「春はスタートでしたけど、リーグ戦はベンチからでした。なりたいとは思いましたけど、僕よりうまい奴が5人出ているのでそこは仕方ないですし、受け入れるというか柔軟にしないとシーズン終わっちゃうと思ってやっていました」




――4年間目標としてきたプレースタイルというのはありますか
「ディフェンスを頑張ることですかね。入った時は本当にディフェンスできないと出れないという感じだったので。ディフェンスはこの4年間でうまくはなったと思います。僕はベンチから出ることが多いので、なんとなく観察してという感じでやってきました」

――小谷選手のポジションはどこにあたるのですか
「あ〜僕難しいんですよね(笑) 大学に来たときは1番でここに来て、だから塚本さん(清彦元ヘッドコーチ)がいる1、2年はずっとガードって感じでやってたんですけど、3年になって監督が変わって、新しい監督にどこをやりたいかみたいなことを聞かれて『2・3番』って言って、ガードから離れて。でも3年の時最初に試合に出てたのは4番ポジションとかだったので、1〜4番みたいな(笑)」

――『1〜4番』というポジションはどう思われますか
「まあいいんじゃないですか(笑) 今は2・3番で試合でているのでおもしろいです」

――もともとオールマイティなタイプなのでしょうか
「あ〜そうですかね、高校の時もガードとかフォワードとかセンターとかやっていました。大学に来るときはもうポイントガードって決めていましたけど」

――出身の育英高校はどんな高校ですか
「僕の時はインターハイ1回戦負けですね。県優勝して1回戦負けでウィンターカップも出れなかったので、そんなにめちゃめちゃすごい成績残してないです」

――高校は関西ですが、東京の大学に来て苦労などはありませんでしたか
「やっぱり初めて親元を離れたのでホームシックにはならないですけどどんななのかなって不安はありました。でも寮に入った時に杉本さん(真太郎氏・平28年文卒)とかと一緒で、いい先輩とルームメイトになったので不安は解消されて楽しく寮生活過ごせました」

――小谷選手自身が感じる自分の良さはありますか
「言うの得意じゃないです僕(笑) 柔軟性じゃないですか、自分で言うのもなんですけど(笑) ポジションとか、監督変わってもそれに合わせてやるとか、監督の指示があったらそれを考えて柔軟に対応するとか、そういうことですかね。あんまり僕はこういうの言うタイプじゃないので(笑)」

――卒業後もバスケと関わっていくのですか
「社会人でもバスケットやります。実業団です。でも僕のいくところは仕事メインで+αでバスケみたいな感じなので、こうやって真剣にというか毎日バスケ漬けっていうのは学生のこれが最後ですね」

――実業団ではこういうプレーヤーになりたいという理想はありますか
「社会人のイメージあんまりつかないですけど、今と変わらないプレーヤーになりたいです。実業団でもやるからには上を目指したいので、その力になれるようにはなりたいです」


――話を今年に戻しますが、今年のリーグ戦は入替戦もいれて2カ月を越える長いリーグ戦になりました
「最初は連敗から始まって、苦しい展開で始まりましたけど、後半戦になってチームが1つにまとまってるっていうのは感じましたし、入替戦も行って、みんな本当に勝ちたいっていう貪欲な感じが出てきて、さらに1つにまとまって1部に残留できたので、リーグ戦通して大きく成長できたので、いい経験になったかな、というのは今になって思います」

――『今になって』とのことですが、リーグ戦中はどう思っていましたか
「カラ元気じゃないですけど、切り替え得るしかなかったですね。8連敗っていうのはずっと考えてやっていたらいつまでも勝てないと思ったんで、連敗しても気持ち切らさないようにはしてました」

――リーグ戦のプレーで心掛けていたことはありますか
「ディフェンスとリバウンドはずっと意識はしていました」

――入替戦の経験というのはインカレでもいきてきそうですか
「たぶんいきるんじゃないですかね。言ったら他のチームより3試合多く代々木でできたということになりますし、入替戦はリーグ戦とは違って1個1個のプレーのミスとかが重くのしかかってきたので、それをインカレ前に経験できたのは良かったなと思います」




――最後のインカレということになりますがお気持ちはいかがですか
「やっぱり本当に学生生活最後の試合なので、悔いだけは残さず楽しくやれたらなと。楽しくやって、最高の結果がついてきたらなと思います」

――これまで3年間のインカレは
「1年の時はメンバーに入ってなくて、2・3年のときはちょっと出たくらいですかね。つなぎで」

――インカレに挑む気持ちは他の大会とは違ってきますか
「やっぱりインカレは負けたらそこで終わりなので。どこのチームも必死にやってきて、リーグ戦と違って負けても次があるわけじゃないので、一発勝負なのでそこが違います。そこが怖いですね、インカレって」

――インカレへの思いは去年までとも違いますか
「去年以上に勝ちたい思いは強いですね。毎回勝ちたいとは思うんですけどやっぱり自分の代になったら、自分の代だからこそ去年よりいい成績残したいと思いますし」

――今大会の見込みはいかがですか
「組み合わせもいい感じのところになったなと思いますし、相手は学生なので絶対に勝てないってわけはないと思うのでチャンスはあると思います」

――1、2回戦と関西の大学と当たりますが、関西出身ということで思うことはありますか
「天理大学に知り合いはいないんですけど、その次に当たりそうな関西学院大学は何人か知り合いがいるので楽しみですね。でもやっぱり、関西から出てきたので関西勢には負けたくないっていう気持ちはあります。成績を見たらどっちも油断できない相手です」

――インカレでは勝ち進んだ3回戦での専大戦がヤマ場になるかと思います
「今は専修対策っていうより、関西のビデオ見て練習やってる感じです。専修大学はみんな大きくて、それに加えてリバウンドもガツガツくるので、リバウンドの意識で変わってくるんじゃないかなと思います」

――インカレに当たってチームの目標は
「優勝が目標です」

――最後に、小谷選手自身の目標を教えてください
「思い切ってプレーしたいという、それだけですかね。最後なのでくよくよしても仕方ないので出たら思い切ってプレーして、それが結果につながればなと思います」

――ありがとうございました

◆小谷拓哉 こたに・たくや 文4 育英高出 186cm ・82kg 登録ポジションはSG(シューティングガード)

[渡辺由理佳]


●CHANCE MAKEのバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: