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今シーズン対抗戦全試合に出場している


MUST WIN  (10)「ワンチームで慶応に勝つ」兵頭水軍  

自分に、仲間に、相手に勝つ。20年ぶりの日本一になるために。桶谷組が掲げたスローガンは「MUST WIN」だ。本企画では、覇権奪回に燃えるチームのキーマンたちの思いを紹介する。
第10回は、スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)。今季はBKリーダーとしてチームをけん引してきた。桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)に代わり、慶応戦ではゲームキャプテンを務める。伝統の一戦を前にした今の気持ちを伺った。

――今日の練習の雰囲気は

良い緊張感を持って練習ができました。昨日はコーチ陣からコミュニケーション不足を指摘されていたのですが、今日はしっかり全員が修正してできたと思います。慶応戦は伝統的な試合で観客も多く入ると思いますが、いつも通り今までやってきたことをプレーで出せるかどうかが大事です。明日はチームリーダーとして全員を引っ張りつつ、情熱もしっかり出していきたいと思います。
前日練習でもチームの中心に立った
前日練習でもチームの中心に立った


――明日の慶応戦はゲームキャプテンを務めることになりました
自分はチームを引っ張っていく立場には立つことに抵抗は全くないし、むしろ引っ張りたいと思うタイプです。今回は良い経験をさせてもらえていると思いますし、自分は1年生から試合に出ているような選手ではないからこそ、エフォートやプレーに対する姿勢を見せていきたいと思います。

――桶谷主将のチーム離脱によりチーム状況はどのように変化しましたか
今まで桶谷まかせで、桶谷に頼り過ぎていた部分が自分含めてあったことに改めて気が付きました。桶谷が不在の中でも、一人一人が引っ張っていこうという意識が高くなっていると感じています。全員で桶谷がいないところの穴を埋めようとして、自覚と責任が持てるようになりました。チームがみんな信頼し合っているので動揺は思ったよりないです。桶谷のことはみんなでカバーできています。

――桶谷主将に対して思うことは
今回、桶谷に背負わせている責任感が大きかったと痛感しました。今回の慶応戦は良い意味で第三者の目として、一選手として試合を見て欲しいです。そうすることで、また今後チームとしてどうしていくべきかを考える機会にして欲しいと思います。

――兵頭選手ご自身に不安はありますか
もちろん不安もあります。自分がゲームキャプテンで良いのかと。今回はチームを任されているのに、自分がゲームキャプテンになったから負けたということにしてはいけないです。やるしかないです。

――桶谷主将と何を話されましたか
気負わずやれと言ってもらいました。ゲームキャプテンであることを考え過ぎてプレッシャーを感じるなと。いつも通りにプレーすれば大丈夫と言われました。

――今季初のゲームキャプテンです
昨年は秩父宮では観客席から観戦の選手として試合を見ていることがほとんどでした。今年はグラウンドにいきなり出て平常心を保っていけるかと思うこともあります。良いイメージを抱いて、いつも通り試合をするようにしています。

――どのような点が求められていると思いますか
声出しでもチームを鼓舞する
声出しでもチームを鼓舞する

声を出してチームを鼓舞していくことです。チームが苦しいときでも常に声を出してゲームをコントロールしていきたいと思います。プレー面では、これまでの対抗戦ではローテンポなプレーを展開させてしまったので、明日はテンポを上げていきます。良いボールを持ち出して、山村(知也・営1=報徳学園)や高橋(汰地・政経2=常翔学園)にボールをどんどん渡していきます。

――チームのまとまりはありますか
今までは桶谷がいるからチームで練習中に話す時も桶谷に話させて聞いているだけでしたが、今は全員がこうしようと意見を言い合えています。チームがバラバラになることはなく、意見を発信する人が増えて一体感が増しています。自分が下のチームにいたときは上のチームが主体で言いたいことも言えないこともありましたが、そのような状況ではチームは良くならないと考えています。自分が下のチームで経験したことを生かして良い方向にしていきたいです。ABCDチーム関係なく、明治はワンチームなので。下のチームでも言いたいことは言えるようにしたいです。

――今季のチームは下級生も多いです
のびのびとプレーしてほしいと思っています。そのような環境作りをすることは大事だと考えています。私生活では多少の上下関係はありますが、グラウンドに入ったら関係ないと思います。下級生でも明日の試合では実力を発揮できるようにしていくことが上級生の役割だと思います。

――これからのチームに必要なことや、目指すチーム環境はありますか
コミュニケーションをとることです。言いづらいことでも何でも話せと伝えています。試合中にモヤモヤした気持ちがあったら悪影響になります。プレーのことで、こうしたいという要望があればどんどん言っていこうと言っています。風通しの良い環境にしていきたいので、1年生ともグラウンドでよく話します。例えば日向(武井・商1=国学院栃木)から「水軍さんにこうしてもらった方がやりやすいです」とか言って貰ったり。山村や坂(和樹・政経1=明大中野八王子)などの1年生も、4年生に対してこうして欲しいと伝えてくれるのでやりやすいです。

――最後に、慶応戦への意気込みをお願いします
明治はワンチームになって頑張っていこうと言っています。自分たちが春からやってきたラグビーを遂行していけば大学チャンピオンになれる実力はあります。ここから3試合大事な試合が続きますが、明治の勢いを見せていきたいと思います。

――ありがとうございました

◆兵頭水軍(ひょうどう・すいぐん) 農4 仙台育英高出 169p・72s
 BKリーダー。昨年は本職のスクラムハーフに加え、スタンドオフとしても数多くの試合に出場し活躍した。常に声を出しチームの士気を高める熱意と、周りのことを確実に分析する冷静さを併せ持つ。2013年度高校日本代表候補。

[江原璃那子]


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