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主将としてチームをけん引する田中井

バスケットボール部  慶大に勝利 後半戦勝ち越しも9位で入替戦へ/関東大学1部リーグ戦

◆9・3〜10・30 第92回関東大学1部リーグ戦(代々木第二体育館他)
▼10・30 対慶大2回戦(代々木第二体育館)
○明大74{17―12、16―15、26−15、15−21}63慶大
 波乱のリーグ戦は白星で幕を閉じた。最終戦の相手は今リーグ初勝利時の相手である慶大。第1クオーター(Q)で3本の3Pを沈め17−12と引き離すと、その後も落ち着いて点数を重ね33−27で前半を折り返す。迎えた後半、攻守がかみ合い第3Qで59-42と点差を17に広げた。第4Qでは4年生全員が出場し74−63で試合終了。入替戦に向け良い雰囲気でリーグ戦を締めくくった。

 スターターは、齋藤拓実(営3=桐光学園)、會田圭佑(法4=市立柏)、田中井紘章主将(政経4=山形南)、今川友哲(営2=大阪桐蔭)、宮本滉希(政経3=明成)。

 地力を見せた。「いい形で入替戦に臨もう」(吉川治耀・情コミ3=京北)と挑んだ最終慶大戦。第1Qから固いディフェンスと連携プレーで17−12とリード。第2Qはリバウンドを支配されるが、平佐田葵(営4=美濃加茂)が交代後17秒でバスケットカウントを獲得するなど点差をさらに広げた。後半に入ると「リバウンドが前半は負けてて少なかったので、もっと取っていこう」(今川)と、前半の反省をすぐに修正した。第3Qでは相手の勢いを止め一挙26得点。第4Q慶大の猛攻に合うも、広げた差は大きく74−63で試合を終えた。

 浮き沈みの激しいリーグ戦だった。6勝12敗の9位という成績で終え、田中井は「負け続けた時はかなり悩んだ」と振り返った。開幕8連敗を喫した今大会は初戦から専大、東海大、青学大と対戦し、その全てで惜敗。強豪と呼ばれる大学と接戦を演じ、手応えは悪くなかった。しかし「勝つためのバスケットができてなかった」(山本健一監督)と、今年から一部に上がってきた早大、日大との2戦も敗北。負の連鎖が続いた。
 敗北を糧に勝利を重ねた。第7、8戦で拓大、筑波大を相手に好勝負を仕掛けると次の慶大戦で連敗を脱出した。連勝とはいかないまでも、11戦目では昨年のリーグ覇者東海大を終始圧倒し勝利。それまでの明大とはあきらかに姿を変えていた。結果的には入替戦に進むこととなったが「絶対来年につながる」(齋藤)と前向きに捉えている。

アシスト王に輝いた齋藤
アシスト王に輝いた齋藤
 収穫の多いリーグ戦でもあった。今大会多くの黒星を積み上げたが、その度にミーティングを行い修正し、チーム力向上を図った。1勝8敗だった前半戦と比べ、後半戦は5勝4敗と勝ち越している。山本監督は「頭を使ってゲームメイクができるようになった」ことが大きな要因だと語った。田中井は前半戦「あまりチームを引っ張ることができなかった」と話したが、ミーティングを重ねていくうちに主将を初めとした4年生の最上級生としての意識はより強いものとなった。そして上級生の成長は下級生にも伝播した。大アザをつくってまでもルーズボールを追った。声を上げ貪欲にファウルをもらいにいった。部員全員が勝利を目指し、1つになった。リーグ戦を通してエースガードの齋藤は75アシストを達成しアシスト王として表彰されたが、喜ぶよりも先に「点を取ってくれた仲間のおかげ」とチームメイトへの感謝を語った。

 もう負けられない。11月7日から2部との入替戦を戦うことになった。勝てば残留、負ければ2部に落ちる。簡単な試合とはいかない。相手の江戸川大は2部リーグで勝ち上がってきた勢いがある。「明治のバスケットを出し切っていかないと勝てない」(山本監督)。秋を通して進化したチーム力を存分に発揮し、連勝で切り抜けたい。

[日野空斗]

試合後のコメント
山本監督

「昨日入替戦が決まっていたので、ミーティングでも最終戦ということで今まで練習したことをしっかり出し切って勝ち星をつけて入替戦に向けて頑張ろうという形でやった。とにかく白星をつけれたので良かった。入替戦どうのこうのということは考えず、個々が自分の持ち味を出してくれたと思う。(綱井のプレータイムが大きく伸びた)入替戦もあるしインカレも残ってるし綱井あたりのゲーム感覚を取り戻すという形を取りたかった。ポイントガードとしてゲームメイクすることと、点を取るのも上手だからリングに向かっていくようにと、自分の良さを出してゲーム感覚を取り戻しなさいと指示した上で送り出した。(リーグ戦の総括)一周目は自分たちのバスケットは出し切れたんだけども、勝つためのバスケットができてなかったという印象。それで1勝8敗になった中から学んだことが、二周目にゲームに出ているやつらが一人一人分かり始めてきて勝ち星を取ることができた。後半は5勝4敗で勝ち越しで終わったからね。(勝つためのバスケットとは)試合の流れ。ただ単にバスケットやるんじゃなくて頭を使ってコートで表現しないと。去年は伊澤とか吉本とかがいてそういう選手にリードされてきた選手が今メインでやっているからどうしても。そういった感覚を養いなさいと言っても、そこまでの余裕を持った練習ができてなかった部分もある。それがリーグ戦の中で試合を通して経験できて後半5勝4敗でなったということで、頭を使ってゲームメイクができるようになったところは、これからの入替戦やインカレ、来年に向けては大きな収穫になったと思う。(齋藤はアシスト王)アシスト王は確かにすごいこと。ただターンオーバーの数も多いので、そこを減らして来年に向けてもっと飛躍してもらいたい。それができるプレーヤーだし頭も使える選手だと思う。彼が中心になって明治のバスケットはできてくると思う。(入替戦は)相手は分からないがどこにしたって、今の明治は相手を見てバスケットを作っていける状態じゃないから、今までやってきた明治のバスケットを出し切っていかないと勝てないと思う。あと1週間の練習の中で確認して調整しつつ入替戦に臨みたい。今回の入替戦はどうしても勝って残留して来年のリーグ戦では暴れたいなと思う」

田中井
「後半の成績が4勝4敗だったけど、今日の試合が終わった時点で5勝4敗で終われて、入替戦にいくにあたってこれは大事で、最後勝ちきって終われたのは良かった。負け続けて入替戦にいくより、尻上がりのほうが良い形なので。修正点もいっぱいあるけど、しっかり修正して、対策もして、入替戦に挑めたらと。(最後4年生が全員出場)監督に4年生がしっかり頑張らないといけないということを合宿の時から言われてて、でもリーグ前半戦はあまりチームを引っ張ることができなかったのは情けなかった。最後らへんになって、自覚ももってできるようになりましたし、自分とかはプレーと気持ちで、圭介とかは特にプレーで引っ張ることができたと思う。最後は4年生の頑張ってる姿を後輩たちに見せて、それで入替戦にいこうっていう監督の考えなんじゃないかなと。自分個人的にも最後4年生みんなと一緒に出れたのは楽しかったですし、一生の思い出になったと思う。インカレも一生の思い出にできるように頑張りたい。(リーグ開幕八連敗だった)負け続けた時はかなり悩んだし、自分の中でバスケットボールの方向性みたいなものもわからなくなった時もあった。前半戦は他人任せというか、あまりチームとして良くはなかった。でもミーティングを重ねていって、このリーグを通して大きく成長できたと思う。この成長っていうのが1ヶ月っていう短期間でできたということで、インカレまであと1ヶ月もないけど、またインカレで成長した自分たちを見せられると思う。(入替戦)むこうは二部から勝ち上がってきて、失うものはなにもないと思うけど、自分たちも、一部でやってきたってプライドもある。絶対に勝ちたいし、気持ちで負けちゃいけないと思うんで、4年生を先頭に一人一人雰囲気つくって、入替戦勝って良い流れでインカレに挑みたい」

齋藤
「入替戦決定して今日勝っても負けても順位は変わらないっていうのがあって、やっぱり選手みんなモチベーション作るのが難しかったと思うんですけど、そこをキャプテンを中心にしっかり声をかけてくれたので、ディフェンスから流れを作れたのは良かったのかなと思う。(今日は得点力が)アシスト王を考えすぎずやるっていうのは、まあほぼ確定もしていたので、点数取りに行こうかなっていうのは最初から決まっていたので、それでしっかり点数取れたと思う。(リーグ戦を振り返って)リーグ戦はみんな思ってると思うんですけど、前半と後半でこれだけ勝てた勝てないの差があるっていうのは非常に悔しいっていうのはありますし、それのせいで入替戦に行ってしまうっていうのはあるので。やっぱりリーグ戦何が起こるかわからないんですけど、後半こうやって勝ち越せて終われたっていうのは実力的にそういう力があるっていうのは思いましたし、逆にめったに経験できない8連敗を経験できたんで、この連敗を絶対来年につながるという風に思っているので、今3年だからこそ良い経験とは言えないですけどしっかりそれを経験として来年に生かせればいいかなと思う。(アシスト王)アシストっていうのは自分だけの力で取れるようなものじゃなくて、やっぱりリーグ戦を通して点を取ってくれた仲間のおかげだと思っているので、仲間に感謝したい。最初は気にしないで入っていたんですけど、ランキングのこと言われるようになって、取れるのであれば取りたいなと思っていたので、取れてよかった。(インカレでも狙うか)リーグ戦の後半はシュートとパスの判断力が欠けていた。それがターンオーバーに繋がったと思うし、アシストと比較してもターンオーバーが多かった。インカレは一発勝負なので判断しっかりして、その上でインカレでも(アシスト王を)取れたらと思う。(入替戦に向けて)なんとしても一部残りたいという気持ちを持っていれば、選手みんな気持ちも高まっていくと思うので、やっぱりこの1週間の練習、今日で一応リーグ戦は終わりなんですけど、慶應と明治はまだ1週間あるので、この1週間をしっかり集中切らさないで試合に臨めれば、十分勝ち目はあると思うので、なんとしても一部に残りたいなと思う」

宮本
「入替戦は昨日の時点で決まってたので、キャプテンからの話であったのは、この試合が入替戦前の試合になるわけで、良い流れで入れるように頑張ろうっていうことで、必ず1勝して悪い流れを作らずにいこうと思っていた。今日は個人的にも外からのシュートも入っていたので、周りの6人目、7人目、8人目も全員試合に絡めていたので、そういった意味では楽しく、余裕持って試合ができた。(リーグ戦での役割は)点数を取れる選手がうちにはいないので、自分が助けてあげたいなっていう思いで、それを去年は伊澤さんがやっていたので、苦しい時に得点を取って助けてあげれば、チームとしてはすごく楽に戦えるし、相手にもすごくダメージがあると思うので、そういったことはイメージしてやっていた。自分たちは入替戦を見た事もないしやるのも初めてなので、ビデオミーティングとか、スコアをチェックして頭に入れておいて、それと照らし合わせながらやっておきたい。入替戦では、1部でやってきたことを生かして1部残留、2連勝を目標にやっていきたい」

吉川
「今日は入替戦もう決まっちゃって、モチベーションを保つのが結構難しかった感じで、もう勝敗も順位には関係なかったので試合に臨む気持ちを作るのが難しかったですけど、入替戦に勝った流れでいきたかったんで、みんなともやっぱり今日勝って終わっていい形で入替戦に臨もうみたいな話をしてたので、今日は勝てて良かった。(アシストが多く見られた)周りに合わせたプレーができて結構アシストよかったかなって思う。(リーグ戦を振り返って)前半戦の負けがちょっともったいなかったかなっていうのはやっぱり誰もが思ってると思う。でも最後6勝できたっていうのはみんなの成長なのかなと思う。個人としては自分は点を取らないといけないポジションだと思うんですけど全然取れてなくてもやもやしながらリーグ戦をやっていた。でも後半戦は徐々に調子も取り戻して、自分のプレーができるポジションで出してくれていたんで、だんだんモチベーションが上がってきた感じだった。(入替戦へ向けて)昨日日大が勝って入替戦が決まって、もう結構(白鴎大に)負けた時点で出てる選手もみんなもうやばいみたいな落ち込んでたんですけど、そこで落ち込んでて入替戦行って負けたら終わりなんで。そこで勝てばいいので、相手はたぶん江戸川大なのでみんながディフェンスを頑張ればつり合うし勝てると思う。今週の練習が相当大事になってくると思うので、上級生中心にチームを引き締めて連勝して終わってみんなを安心させたい」

今川
「今日負けたら入替戦も負けるっていうのがチームの意識の中にあったので、最低限やることはやろうと思って臨んだ。相手も入替戦が決まっているチームだったので、モチベーションも同じような感じで、1週目に当たった時ほど勢いもなかったので、勝てて良かった。リバウンドが前半は負けてて少なかったので、もっと取っていこうっていう話になっていたので取れて良かった。(リーグ戦での役割は)1年生の時は役割もあまり無くて、自分も客観的に試合を見ていたが、2年目は、負けた時は自分のせいで負けたりとか、勝った時はチームに貢献できた試合もあったと思う。直接的にリーグ戦に関わることができるようになったというところは自分としては成長できたところ。そこは良かったが、自分が関わって9位という結果なので、責任を感じて、入替戦で1部に残れるように戦いたい。入替戦の相手は、黒人の選手もいるチームだと聞いているので、1部にも黒人の選手がたくさんいて、その経験はできているので、ディフェンスをしっかりして、オフェンスリバウンドもディフェンスリバウンドも取らないと絶対に勝てない。リーグ戦でやってきたことを出せれば負ける相手ではないと思う」

綱井
「順位も決まってたから、モチベーションというか、どんな感じでやっていいか全然わからなかったけど、最近よく1番で出てるんで試合の状況とか意識してやっていた。(ベンチから見てて今日の試合は)いつもよりか明治も慶応も全然走れてなかった。(最後4年生が全員出場)めっちゃおもしろかった。(リーグ戦での自分の立ち位置)齋藤さんとかが不調な時に出て、なんとかするという感じ。(今後)点取れるガードになりたい。自分からいってさばけるような。(リーグ振り返って)試合してる中でどんどん強くなっていったんで、インカレに向けてまだまだ強くなると思う。(江戸川大との入替戦)見たことないんで全然わからないけど、とりあえず初戦大事なんで短い時間でも出れたら頑張ります」

◆第92回関東大学バスケットボール1部リーグ戦日程表◆
日時 対戦相手 会場 結果
9/3(土)11:00〜 対専大1回戦 代々木第二体育館明大74—84専大○
9/4(日)14:20〜 対東海大1回戦 代々木第二体育館 明大59—69東海大○
9/10(土)14:20〜 対青学大1回戦 青学大相模原体育館 明大68—75青学大○
9/11(日)11:00〜 対白鴎大1回戦 青学大相模原体育館 明大76—88白鴎大○
9/17(土)14:20〜 対早大1回戦 慶大日吉体育館 明大64—69早大○
9/18(日)11:00〜 対日大1回戦 慶大日吉体育館 明大67—77日大○
9/24(土)14:20〜 対拓大1回戦 青学大相模原体育館 明大82—87拓大○
9/25(日)17:40〜 対筑波大1回戦 青学大相模原体育館 明大68—77筑波大○
10/1(土)11:00〜 対慶大1回戦白鴎大体育館 ○明大65—64慶大
10 10/2(日)10:00〜 対専大2回戦 白鴎大体育館 明大88—98専大○
11 10/8(土)14:20〜 対東海大2回戦 つくばカピオ ○明大81—71東海大
12 10/9(日)16:00〜 対拓大2回戦 つくばカピオ 明大81—99拓大○
13 10/15(土)18:20〜 対筑波大2回戦 明大和泉体育館 明大57—98筑波大○
14 10/16(日)15:20〜 対日大2回戦 明大和泉体育館 ○明大77—68日大
15 10/22(土)12:40〜 対早大2回戦 専大生田体育館 ○明大65—42早大
16 10/23(日)14:20〜 対青学大2回戦 東海大湘南体育館 ○明大69—54青学大
17 10/29(土)11:00〜 対白鴎大2回戦 国立代々木第二体育館 明大70—77白鴎大○
18 10/30(日)12:40〜 対慶大2回戦 国立代々木第二体育館 ○明大74—63慶大



◆第92回関東大学バスケットボール1部リーグ戦星取表◆
東海大拓 大筑波大青学大明 大専 大白鴎大慶 大日 大早 大勝敗順位
東海大
●○
●○
○○
○●
○○
○●
○○
○○
○○
14勝4敗
拓大
○●
●●
○●
○○
●●
●●
○○
○○
●●
8勝10敗
筑波大
○●
○○
○○
○○
○○
○●
○○
○○
○○
16勝2敗
青学大
●●
●○
●●
○●
●●
○○
○○
○●
○●
8勝10敗
明 大
●○
●●
●●
●○
●●
●●
○○
●○
●○
6勝12敗
専大
●●
○○
●●
○○
○○
●●
○○
○●
●●
9勝9敗
白鴎大
●○
○○
●○
●●
○○
○○
○○
●○
○○
13勝5敗
慶大
●●
●●
●●
●●
●●
●●
●●
○●
●○
2勝16敗
10
日大
●●
●●
●●
●○
○●
●○
○●
●○
○●
6勝12敗
早大
●●
○○
●●
●○
○●
○○
●●
○●
●○
8勝10敗
18日目終了時点


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