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優勝を果たし、今後に弾みをつけた錦織

ウエイトリフティング部  全日本の舞台でルーキーが成長見せる 錦織は62kg級で1位/全日本学生新人選手権

◆10・21〜23 第61回全日本学生新人選手権(上尾市スポーツ総合センター)
▼56kg級
 3位 北出
▼62kg級
 1位 錦織
▼77kg級
 2位 佐藤右
 6位 竹川
▼85kg級
 4位 佐藤匠
 11位 三浦
 17位 戸田
▼94kg級
 5位 元木
 8位 河村
▼105kg級
 5位 中島
▼+105kg級
 3位 古山
 全日本学生新人選手権に明大から11名の選手が出場した。そのうち4名が表彰台に上り、錦織亮(政経2=米子工)は62kg級で優勝を果たした。また、入賞を逃した選手を含め、多く選手が先月の東日本新人選手権から記録を伸ばしており、今後のさらなる成長を予感させる大会となった。

[56kg級]
 さらなる成長を見せた。東日本新人選手権で優勝を飾り、今大会に臨んだ北出光茂(政経1=ルネサンス大阪)。直前に負った親指のケガの影響も感じさせず3位入賞。全日本の場でも表彰台に上った。記録としてはスナッチ93kgのジャーク118kgを挙げ、自己試合新記録を更新。それでも「自己新を取りたかった」と貪欲な姿勢を見せた。今後は下半身の強化を課題に筋力トレーニングにも重点を置いて取り組んでいく。期待のルーキーは今後さらなる成長を遂げ、明大軽量級の要となっていく。

[62s級]
 予想以上の数字に、本人も驚きを隠せなかった。錦織がスナッチ104s、ジャーク122s、トータル226sで1位に輝いた。スナッチが大会自己新記録、ジャークが自己新記録。「めちゃくちゃ調子良かったです。まぐれかもしれないです」。予想外の好記録は、本人はもちろん監督やチームメートも驚かせた。「何なんですかね…」。腰痛を抱え、手首も故障していたが、その痛みも消えるほどの絶好調。スナッチも満足のいく練習ができていなかったがそれも全部、吹き飛んだ。なんとも不思議な1位入賞だったが収穫はある。「調子がいい時の感覚がつかめてきた」。選抜大会の規定記録であるトータル236sが次なる目標。「納得の」好記録をたたき出す。

[77kg級]
 結果以上の成果があった。77kg級に出場した佐藤右規(政経2=宇佐)はスナッチ120kg、ジャーク149kgを挙げ2位入賞を果たした。佐藤右は東日本新人選手権以降、松本康貴(政経3=常翔学園)の指導を受けながらフォームを大きく改変。2週間前に固まった新フォームを携え今大会に臨んだ。ジャークでは目標とする明大記録160kgには及ばなかったが、苦手とするスナッチでは試合ベストを更新。成績に関係なく「収穫があった」。今後は新しいフォームをより適応させスナッチで125kg、ジャークで160kgを目指す。12月のインカレには「今のままでは厳しいかもしれない」(佐藤右)としながらも記録を伸ばし出場を狙う。そしていずれは「主力といえる選手になりたい」。今後の活躍にも注目が集まる。

 「積み重ねがちょっとずつ出てきた」。同じく77kg級に出場した竹川夏輝(法1=県立川口)はスナッチ115kg、ジャーク135kgを挙げ6位。「上位に食い込めていない」と悔しさを見せるも、記録はスナッチ、ジャークともに試合新記録。集中的に取り組んできた筋力トレーニングの成果には喜びの色を見せた。さらに、今大会でトータル250kgを挙げた竹川は来年の全日本学生個人選手権の出場権を獲得。「(佐藤)右規先輩に勝ちたい」と、今年度の佐藤右の記録を目標に挙げた。今大会でパワー面、テクニック面の両方で課題を明確にした竹川。今後のさらなる成長を予感させる。

[85s級]
 ケガとの戦いだった。今まで77s級に出場していたが、今大会は減量せずに85s級に出場した佐藤匠(政経2=宮城農)。「全然ダメでした」と8月に肘をケガしてから治りきっておらず、練習が思うようにいかなかったことが試技にも表れた。スナッチは3本目でようやくスタート重量の120sを成功させ、ジャークは2本目で142sを成功させたのみ。トータル262sで4位となったが、自身の記録からみると満足いくものではない。それでも「練習でも本数をやらないといけない」と、テーピングと痛み止めで試技に臨む満身創痍(そうい)の中であっても課題を見いだした。今後は77s級で出場権を持つ来年3月の全日本ジュニア以降は、85s級に主戦場を移す予定。選手層の薄い85s級で戦力となるべく、練習を重ねる。

 全日本への道は開けなかった。三浦祐暉(法2=杵築)は全日本個人選手権の規定記録を狙い94s級から階級を下げて出場したが、スナッチ110s、ジャーク130sでスタート重量を挙げるにとどまった。スナッチは1、2本目を落とし後がない3本目で挙げ「やばいと思って気合入れたら取れました」と気持ちで取りきった。しかし苦手のジャークでは1本目の後が続かず。「練習すればよかった」と後悔ももらした。補助記録は伸びたがスナッチ、ジャークの記録に練習の成果が結びつかず伸び悩んだ一年。「個人戦に出ます」と気持ちを新たに94s級での規定記録突破に意欲を見せた。

[94kg級]
 94kg級に出場した元木雅人(農2=奈良朱雀)はスナッチ120sのジャーク142kgで5位。8月に腰を痛め、安定して試技の練習に取り組めなかった影響で、スナッチ、ジャークともに一本成功に終わり、記録が伸び悩んだ。「実力が足りなかった」。納得のいかない結果に悔しさをみせた。今後は、課題であるジャークでの踏み込みを強化するために体幹を鍛え、11月に明大で行われる記録会に臨む。目指すはスナッチ130kgのジャーク150kg。目標記録に向けて再スタートを切る。

[105kg級]
 経験不足が響いた。階級を1つ落とし、105kgに出場した中島要(営2=栃木翔南)はスナッチ120kgのジャーク145kgで5位。記録、成績ともに納得のいかないものとなった。東日本新人選手権から階級を落とすにあたり、減量を図ったが、「体に合っていなかった」。そこから体力が低下し、本番に影響を出してしまった。11月までにはジャーク130kg、スナッチ160kgを目指す。「明治の代表選手になっていきたい」。今回の悔しさをばねに立て直しを狙う。

[+105kg級]
 自己ベスト記録を更新した。+105kgの古山翔太(政経1=金足農)はスナッチ125kg、ジャーク162kgで4位以下に大きな差をつけ、3位入賞を果たした。今回、ジャークでは自己ベストを1kg更新。スナッチも自己ベストにあと1kgまで迫る好記録だった。しかし、まだまだ「満足はできない」(古山)。ジャークの3本目、165kgの失敗に悔しさも見せた。今大会、同重量で2位の小林拓斗(平成国際大)は高校時代からのライバル。そのライバルへのリベンジを果たすためにもさらなる成長を誓った。具体的な目標はスナッチ130kgのジャーク170kgのトータルで300kg。まずは3月の全日本ジュニア選手権に向けてさらなる高みを目指す。

 1、2年生おのおのの活躍が光った今大会。入賞を逃した選手も課題と向き合い、次に向けて再スタートを切る。そして12月に控える全日本インカレ。上級生にも負けない成長を見せ、若き力で明大をさらに勢いづける。

[谷澤優佳・星川裕也・高野夕]

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