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石井雄はキックでのエリア取りで存在感を発揮した

ラグビー部  Cチーム 因縁の相手・東海大に4トライ差付け快勝/練習試合

◆10・22 練習試合(東海大学湘南校舎ラグビー場)
▼Cチーム
 ○明治47{28−14、19−12}26東海大C
 危なげない試合運びで見事勝利を収めた。前半は相手のディフェンスからFWを中心にトライを重ね、28ー14でリードした。後半も試合の主導権を渡すことがないまま、さらに3トライを加えて47ー26でノーサイド。夏合宿での敗北のリベンジを果たし、試合後選手たちは安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 前半は粘り強いディフェンスから流れをつかんだ。立ち上がりから東海大のアタックに対して自陣でのディフェンスに徹する展開に。しかし前半11分、ついに均衡が崩れる。相手のペナルティーにより、スタンドオフ射場大輔(政経1=常翔学園)がタッチキックでエリアを拡大する。敵陣22メートルラインでのマイボールラインアウトからモールを形成するが取りきれず。それでもボールを継続しゴール前のラックから、ナンバーエイトカヴェナー聖也(文3=大分舞鶴)がすかさずボールを持ち出し先制。射場がコンバージョンキックを沈め、7−0と試合の出足の遅さを克服した。しかし先制点を奪い喜ぶのも束の間、その1分後の前半12分にはキックチャージから簡単にトライを許してしまう。それでも「自陣から脱出するということフォーカスしていた」(フルバック石井雄大・政経2=国学院栃木)と、石井雄の正確なタッチキックによりエリアを拡大し敵陣でプレーを続けた。接点では相手にプレッシャーをかけてペナルティーを誘発することで3連続トライを奪取。「自分たちのミスからいらないトライを取られてしまった」(ゲームキャプテン・スクラムハーフ三股久典・政経3=佐賀工)と前半終了間際に1トライを返されるも、28−14とダブルスコアで前半を折り返した。
 後半はFWの勢いとBKの的確なプレーが奏功し始める。石井雄のキックからエリアを獲得しFWを前へ出した。そのかいもあって、13分には敵陣ゴール前で獲得したボールラインアウトからモールを形成し、最後はカヴェナーがこの日2本目となるトライを演出。「毎日練習していたので、ゴール前はFWでトライを取る意識はあった」(カヴェナー)と、普段の練習の成果が試合で発揮された。さらに33分には、相手のペナルティーで敵陣へ侵入。22メートルラインからのマイボールラインアウトからBKが素早いパス回しで展開。ボールを受け取った右センター澤田陵(文3=明和県央)は好機を逃さず、軽快なステップでディフェンスの3人を抜きそのままインゴール。終了間際に東海大が意地を見せトライを決めるが時すでに遅し。終始相手を寄せ付けず着実にスコアを重ね、47ー26でノーサイドとなった。

 借りを返した。夏合宿中に行われた最終戦で31ー33と、あと一歩のところで負けを喫したCチーム。課題点であった試合の入りで先制点を挙げたり、フィジカルの部分では東海大相手に互角に戦ったりと積極的なプレーが増えた。その一方で「FWはセットプレーのモールは取りきれるところで取りきれなかった」(右フランカー石川卓・法3=明大中野)など、まだまだ課題点は残っている。それらを修正して今日の勝利を糧に、さらなる飛躍をしてみせる。

[木村優美]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・スクラムハーフ三股久典(政経3=佐賀工)

「この前の早稲田戦で見つかった課題点を修正してずっと練習してきたので、チーム的にはしっかりそれを遂行出来たと思う。アタックではステップアタックしっかりやることと、ディフェンスはラインスピードを上げてロータックルに入ることが出来た。タックルの面ではまだ課題点はあるが、いつもよりは出来たのでチーム的には良かったと思う。前半の入り10分を特に意識した。いつも焦ってトライを取らなきゃと思ってそこでミスすることが多いが、今日はチームでやるべきことをしてトライを取りに行くことが出来た。キックを蹴られる人が10番15番にいたので、そこでエリア取りをしようということを話していた。前半は自分たちのミスで点を取られてしまった。いらないトライだったのでそこは反省面。逆に東海のミスからトライを取るということもあったので、そこは今後にもつなげていきたい。明治らしいFWでのトライを見られた。BKは外にスペースがあったらそこに運ぶということだったが、今日ゴール前ではFWにこだわっていて結果トライできたので良かったんじゃないかなと思う。プレイ中のコールが少ないのと、80分間走り切る体力と、ファーストタックルでしっかりローに入ること、キックチェイスの部分など課題点はまだまだある。監督やコーチとは、チームでやろうとしていることをしっかり理解してやろうという話をした。それをみんなが上手くやってくれた。東海のアタックは分析していたので、コミュニケーションを取りながらしっかりディフェンスで止めていてそこの失点がなかったのは良かった。次戦では組織で動く、体を張る、ステップアタック、ロータックルをCチームの目標にして上に上がっていきたい」

左プロップ山地脩斗(営4=高松北)
「FWみんな前に出て、しっかり相手に向かってアタックできていてゲインできたのでよかったと思う。しっかりディフェンスでも前に出てアタックでも全員が前に出れたところか勝因だと思う。FWはアタックでしっかりドライブしていたのとサイドアタックの部分でしっかり前に出てゲインできた。セットプレーは、自分がスクラム組んだときに相手に負けてしまっていた部分があったので、次修正したいと思う。相手のアタックの仕方とかにしっかりと対応してディフェンスとかできていた。四つトライを取られたうちの三つが全部モールで取られたやつだったので、モールディフェンスをしっかり修正できたらいいと思う」

右プロップ笹川大五(政経1=明大中野)
「自分としてもチームとしてもスクラムにフォーカスした。前の試合のようにスクラムを押せなくて交代して、最後また出たが押せなかった。全然ダメだった。東海はあまり重さはないがこっちが動くと内に入ってくるので押しにくい。ラインアウトはチャンスのところでミスが起きてモールも取れないところがあって良くなかった。チームの雰囲気は良い。これから低いスクラムが組めるようにして、ボディシェイプも練習していきたい」

左ロック高橋聡太郎(文4=釜石)
「夏戦った時もそうだったが、東海はエリアを取って敵陣でプレーをしようという意識の高いチーム。明治としてもそこでどう耐えてマイボールにしていくかが問題だった。いらないトライは取られたが、耐えることはできた。そこで流れをつかめたと思う。うちはFWのチームなので、ゴール前になったらこだわることは全カテゴリでやっている。そこができたのは良かった。FWで取れると言うことはチームの勢いがあると言うことが相手に伝わる。ラインアウトモールは練習してきた部分だったがうまくずらされたりと修正点がある。これからまたシーズン深まる中で課題が見つかった。相手にペースを握られる時間帯はこれから絶対出てくるがあたふたしないで、0封で勝っていきたい」

右ロック外岡悠太郎(商2=国学院久我山)
「FWはセットプレーとディフェンスでファーストロータックル、ラインスピードを上げるというのを前日に言われていた。セットプレーは何本かミスがあったが安定的に取れた。スクラムとラインアウトモールはずっと課題だったが、今日は入りもあんまり良くなくてモールでも結構トライを取られてしまったのでそこは修正していきたい。FWの人数が少ないところにボールを集めて、そこで人が足りなくなってターンオーバーされてしまうシーンがあった。ハーフとかスタンドに任せるのではなく、もっとみんなでオーガナイズして、ステップに統一したアタックができればいい球が出るはず。ブレイクダウンはやっぱり練習でずっと体当ててきてるので、今日は互角以上にフィジカルの部分でやり合えたと思う。モールは最初のスマッシュが入ることしか頭になくて、こう回ったらここに打つとか考えてやれていない。もっと頭使ってプレーしていけるようにならないと。自分はまだまだ体が細いので、残りの時間でしっかり体作って上のチームで使ってもらえるように日々頑張っていきたい」

左フランカー朝長駿(農3=長崎北陽台)
「東海のアタックとして逆目を攻めてくる時があって、一回そこからトライを取られた。でもそれ以外のディフェンスは良かったと思う。粘り強くできた。(ラインアウトモールについて)他の部分ではやり合えたが、そこがちょっとできたらと思う。前半のスクラムだったりも良くなかったが、後半メンバーが変わってスクラムが修正できたのは収穫。できれば上のチームに上がりたいが、次の試合では今日の改善点を全部直していきたい」

右フランカー石川卓(法3=明大中野)
「FWはセットプレーのモールとかは取りきれるところで取りきれなかったけれど、ゴールラインの近場からはうまくトライすることができた。モールは修正しなければいけない。FWはディフェンスのところで取られた場面もあったので、修正したい。ただ、下のチームのメンバーが活躍したり、試合に勝ったりすれば上にプレッシャーがかかるのでそこはいいと思う。個人として秋の残りの試合数が少ない中で、一つでも上のチームに戻りたい。ディフェンスしか自分にはないと思っているので、そこでアピールしていきたい」

ナンバーエイトカヴェナー聖也(文3=大分舞鶴)
「自分たちがやってきたのはディフェンス。とにかく焦らないで、ゲームが均衡しても自分たちのディフェンスから流れをつかもうと言っていた。少しペナルティーもあったがみんなでコミュニケーションを取ってやれたと思う。(ゴール前のトライは)毎日ゴリゴリ練習しているので、もう強みになっていると思う。ゴール前だったらFWでじわじわ行ってトライを取る意識はあった。ラインアウトは最初のセットアップをもう少ししっかりして、スクラムももっと改善したほうがいいところがいっぱいある。試合も残り少ないのでしっかりアピールをしていきたい」

スタンドオフ射場大輔(政経1=常翔学園)
「夏合宿はBチームで試合に出ていたが、Cチームが東海に負けてしまったので、今日はリベンジマッチで絶対に勝とうと思っていた。あと、シーズンも終盤にかけて上のチームに入れるには今日が最後のセレクションだ、ということを監督から言われたのでみんな頑張った。前半はいつもより良い内容で折り返せたと思う。今日のBKは基本的に自陣でラグビーしないで敵陣でラグビーするという戦術だったので、僕と石井雄大さんを中心にキックを蹴って結果エリアを取っていった。FWが前に出たらモールで楽にトライを取れたので戦術が上手くはまったと思う。コンバージョンキックは一本だけポストに当たって外れてしまったので、そこは悔しかった。練習の成果は出ているので、これからも続けていきたい。東海大の体の強さは他大よりもすごいし、ダイレクトプレーで前に前に出てくる。そこで負けずにタックルして反則を誘うことが出来た。FWとBKともにメンバーが変わったときにモールでトライを取られてしまったことがあったのでそこの差をなくして、CチームとDチームが中心だが、Dチームも底上げとして頑張っていったらトライを取られなかったと思う。僕はジュニアのリザーブになれているが、ジュニアは次からファイナルステージになるのでそこでもっと出場できるように練習から頑張っていきたい」

左ウイング廣渡将(商1=東福岡)
「今日はボールタッチがなかったので、自分として今日一番反省するところ。チームとしてはエリアが取れていたのでスコアも良かった。後は東海のアタックに対して順応したディフェンスをもっと精度高くやっていければ良かった。前半はエリア取りをしていこうというのがあったので、キックが増えるのはわかっていたが、チャンスで自分がボールを呼び込むことが少なかった。コーチ陣に言われてきた順目にアタックで勝つという目標が達成できたので自ずと勝てた。個人としてボールタッチを増やすことと、仲間に対して位置の声かけを徹底することが課題。ボールをもらえる立ち位置を確認して、自分はボールをもらってなんぼなので次は意識していきたい」

左センター古田翔悟(法2=筑紫)
「東海大は夏合宿で負けていたのでその修正点も何個かあってそれを修正して臨んだから今日は勝てたと思う。まず今日の試合で心がけていたことは3つあって1つ目はエリアマネジメント。相手の陣営に入ってプレーすればトライが取れるのは分かっていたのでエリアはしっかりと取っていった。相手が普段明治はステップで攻撃するのだけれど狭いスペースでもどんどん攻めてくるので狭いスペースにもしっかりとディフェンスをしていった。あとはミスをしないで自分たちのポゼッションを意識してやった。前回は慶応のC戦だったけれどタックルが甘かったので、今日は特にフォーカスをあてていた。次はどの試合に出るのか分からないけれど今日できたことはしっかりとやっていきたい。今日もアタックはそんなによくなかったのでしっかりいいタックルをしていきたい」

右センター澤田陵(文3=明和県央)
「最初エリア取りの時間帯が長くて蹴ったり蹴られたりしていて我慢の時間が続いたが、こっちのフルバックがいいキックを蹴ってくれて陣地取りは勝てていた。しっかりディフェンスを整備して相手のミスを拾ってトライを取れたのでそこからリズムに乗れた。FWが近場周辺のディフェンスでしっかり体を張ってくれて近場からゲインされなかったし、BKもしっかり前でロータックルを決められたので相手もやりづらかったと思う。相手がミスしてくれることによって自分たちが楽に敵陣に入って、練習通り攻められた。気持ちが前に行って多少オフサイド気味だったところもあったので、そこはしっかり修正したい。今日のC戦は前の早稲田より良かったと思うので、良いディフェンスアタック継続していきたい」

右ウイング竹田直輝(情コミ3=明大中野八王子)
「全体的に、勝ったことはよかった。ディフェンスも前に出れていたし、Cチームは上よりしんどいことをやっているので、その練習通りのことが出せたかなと思う。コンタクトのブレイクダウンのファイトとか、セカンドのファイト、ロータックルとかができて前に出れていたので、ディフェンスもできていたのでよかった。オフェンスする場面があまりなかったが、ディフェンスのところは前に出れた。タックルをして体を張るということを試合前に言っていて、それはできたと思う。FWはモールを取りきってほしいというのがある。でもセットプレーはよかったと思うしそのまま継続してやってほしい。BKはディフェンスからオフェンスになったときの攻守の切り替えの早さがまだ少し遅いので、そこをつなげたらもっと点数が取れたと思う」

フルバック石井雄大(政経2=国学院栃木)
「自陣に出すというのを目標に練習してきた。前半の頃入りも良くてスコアも取れていたので良かったと思う。自陣から脱出するということをゲームのフォーカスにしていたので、そこでしっかり自陣からボールを蹴って出すことが出来たので良かった。東海はフィジカルが強かったので、一人一人のローに入るタックルが大切だと思った。自分たちのミスから東海がトライを取ってきたので、ミスがなければ抑えられたと思う。アタックは問題ないので、ディフェンスで前に出られるようなプレーが出来ればいいなと思う。次の試合までに修正して発揮できるように、練習から頑張りたい」

土井暉仁(政経2=常翔学園)
「チームでやろうとしていることは、ステップアタックすること、FWはスクラムでターンオーバーすることや8人でまとまって押すこと。ラインアウトはモールやラックで取り切ろうと話していた。モールはラインアウトをおりたときに良いシェイプができずに押せなかったので点数に結びつかなかった。モールは前半は取れて後半は取れなかったが、やろうとしていることはできた。東海はターンオーバーされたときにアタックがはやくて対応しきれなかった。運動量やブレイクダウンを自分に求められていると思うので、地道に頑張りたい。苦手なディフェンスを強化して少しでも上のチームに絡んでいきたい」

安部耕平(法1=大分舞鶴)
「キーワードのファーストタックルというのがみんな出来ていて、それを流れに良いアタックができていたと思うので、今までの東海大戦とはちょっと違うような入りだったなと。東海大はフィジカルが強いので早いうちに倒せるようにファーストタックルからセカンドタックルにという意識でやっていた。(ハーフタイムは)前半の良い流れを、後半でも続けてタックルしていこうと。ベースラグビーである順目に15メートルまで走るというのを確認した。モールトライに繋がるペナルティーというのが一番もったいないと思う。そこのペナルティーを減らしていけば自陣ゴール前でのモールも減ってくるはずなので、ハーフとして声をかけていけるようにしたい。(残りのシーズン)上のチームと下のチームが同じ意識で、チームが掲げているMUST WINというのを全員で目指していく。自分も練習の中でも少しでも上のチームでプレーできるように、チームに貢献していきたい」

釜光太郎(商1=明大中野)
「今日は他の人たちが外にボールを出してきてそれを持っていた時にしっかりと決めきれなかったのは大きい。外にもらった時に次にちゃんと持っていくっていうのが課題かな相手が逆目ですめてくることもあって声かけながら逆目に変えたりしながらできたかなと思う。自分の持ち味はステップ。そこをさらによくしていきたい。一つでも上に上がってジュニアにも出られるように頑張っていきたい」

福田凌平(政経4=佐賀工)
「クイックセット、クイックスタートをチームで意識した。BKは外まで使って両方に振ってアタックするというのを意識していて、実際試合中キックが多かったがやろうとしていたことがよく出来ていた。FWでモール組まれてトライを決められることが多かったので、FWにそこは修正してもらいたい。自分も相手が反則したところを抜かれたところがあったのでそこを修正したい。課題点はFWのモール、BKはディフェンスとサイン。サインで間違えた時とかあったので、そこを直していきたい」


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