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チャンスを確実にものにする脅威の4番だ


東京六大学野球 2016〜秋〜  (25)優勝か引退か 柳メイジの最終決戦/立大戦展望  

 優勝をかけた一戦が始まる。第6週で早大相手に今季初めて勝ち点を落とした明大。勝ち点3で上位4校が並ぶも、勝率で1位に立ち、依然として優位なことに変わりはない。明大優勝の条件はただ一つ、第7週の立大戦で勝ち点を奪うことだ。リーグトップの打率を誇る明大打撃陣を前に、主将の澤田圭とエース田村を中心とした投手陣が立ちはだかる。両チームとも打線に爆発力があるだけに、相手投手陣を捉えられるかどうかが勝負の分かれ目となりそうだ。全てをかけた「紫合戦」。このカードが優勝のカギを握る。悲願の春秋連覇は目前だ。
 開幕から面子の変わらない立教ナイン。中でも核となるのが2人の「佐藤」だ。リードオフマンの佐藤拓は、安打、盗塁数ともに現役最多。いとも簡単にチャンスをつくり、投手を一気に追い詰める。それを仕留めるのが4番の佐藤竜。リーグトップの13打点と迎えたチャンスは逃さない。溝口監督からもキーマンと評される俊足・熊谷や、昨季は左右両方で本塁打を放った田中和など、その他の野手もくせ者ぞろいだ。それぞれの長所を生かした攻撃は、数字以上の恐ろしさを感じさせる。
 スキを見せればかみつかれる打線に要求されるのは完璧な投球。それをやってのけるのが今の柳裕也主将(政経4=横浜)だ。早大1回戦では、変化の激しいカットボールで打者を翻弄(ほんろう)。延長に突入しても勢い、緊張は途切れることなく20奪三振を達成した。20日に行われたドラフト会議では2球団に1位指名されるなど、もはや実力は折り紙付きだ。もう一人のエース・星知弥投手(政経4=宇都宮工)もその域に近づきつつある。直近の早大戦では2戦で計12回1/3を3失点と長いイニングを見事に抑えた。短期間で、大きな成長を見せる右腕。立大戦でも、さらなる好投が期待できる。

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守護神を前に得点を稼ぎたい

 立大は優勝するために、2連勝が必須条件。重要になるのは先発だが、現在はまさにそこがネック。エースの田村は慶大1回戦で4回途中5失点と手痛く打ち込まれた。2戦目の先発を任される藤田も1試合平均3失点以上と調子が上がらず。頼みの綱は鉄壁の抑えとして防御率0点台の澤田圭。守護神が出てくる前に何とか大差をつけたいところだ。
 一方明大にも不安材料がある。早大戦にて好調だった打線にブレーキ。四球や単打で好機をつくるも、それを生かせない展開が頻発。顕著なのが強打者の不振だ。中盤戦までのポイントゲッターだった牛島将太捕手(営4=門司学園)、川口貴都外野手(法4=国学院久我山)が3戦でそれぞれ2安打、1安打と結果を残せていない。両校とも、最終戦のカギを握るのは選手の修正力となりそうだ。

 ドラフト会議も終わり、4年生はいよいよ引退が間近。この1年間、チームとしても試合としても支え続けてきたのは4年生だった。勝てば優勝、負ければ終わり。どちらにとっても後はない。この試合で全てが決まる。有終の美を飾るため、一つのプレーから慎重に、確実に勝ちを狙いにいく。

[三ツ橋和希]



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対立大戦 
10月22日 11時試合開始予定(一塁側)
10月23日 13時半試合開始予定(三塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分


過去の立大戦成績
シーズンスコア成績
16年春○2−0優勝
●2−5
○3−1
15年秋●2−42位
○4−1
○5−3
15年春○5−34位
○2−1
14年秋●1−3優勝
△2−2
○4−1
○8−2
14年春○7−13位
●0−7
○4−0
13年秋●1−5優勝
○5−3
●3−8
13年春○5−3優勝
●0−1
◯1−0
12年秋●0−24位
○7−2
○5−4
12年春●2−64位
○12−0
○14−0
11年秋○7−5優勝
○7−0
11年春○3−14位
●3−4
●1−3
10年秋○5−44位
●0−3
○11−7
10年春●2−53位
●5−6
09年秋●1−2優勝
○3−2
○3−0
09年春○9−03位
○2−0
08年秋●1−33位
○1−0
○11−3
08年春△2−2優勝
○3−0
●2−3
○3−0


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