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決勝の舞台で熱戦を繰り広げた瀬川・村上組

バドミントン部  高野・宮嶋組、瀬川・村上組ともにX逃すも入賞/全日本学生選手権

◆10・15〜20 第67回全日本学生選手権(千葉ポートアリーナ他)
▼男子ダブルス
 高野・宮嶋組――3位
▼女子ダブルス
 瀬川・村上組――2位
 男女とも学生日本一の栄冠を手にすることはできなかった。準決勝、決勝が行われたインカレ最終日、明大からは高野将斗(商4=埼玉栄)・宮嶋航太郎主将(商4=埼玉栄)組と瀬川桃子(商3=埼玉栄)・村上晃(商3=青森山田)組が出場した。最後のインカレとなった高野・宮嶋組は、昨年のベスト8を大きく上回る3位入賞。一方の瀬川・村上組も明大女子史上最高の2位と男女ともに健闘を見せたが、優勝を目前としていただけに悔しさの残る結果となった。

[女子]
 「優勝という歴史をつくりたかった」(瀬川)。決勝進出を懸けた野田・毛利組(龍谷大)との試合では、前衛の村上と後衛の瀬川が息の合ったコンビネーションで緩急を駆使し相手を翻弄(ほんろう)、長いラリー戦にも粘り強く耐え抜いた。第1ゲームを21―15で制し、続く第2ゲームも瀬川の鋭いスマッシュが光り、危なげない試合運びで見事決勝に駒を進めた。決勝戦の相手は、団体戦で勝利した宮浦・勝俣組(法大)。第1ゲーム前半は3点リードで折り返したが「満足してしまっていた」(瀬川)と気の緩みからネット前でのミスが目立ち始める。徐々に点差を縮められマッチポイントを与えると、取り返せないままこのゲームを19―21で落とした。悪い流れを断ち切りたい第2ゲーム、観客席からはこの日一番の声援が飛び交った。しかし「1ゲーム目を取り切れなかったことで気持ちが切れてしまった」(瀬川)。焦りからかサーブミスやアウトを連発し、インターバル前後で9連続失点を許す。「自分たちのプレーができない」(村上)まま13―21でストレート負けを喫し、初の女子タイトル奪取とはならなかった。女子史上最高順位の2位入賞にうれしさがこみ上げる一方で「決勝というみんなが注目する試合なのに勝てなかったのが悔しい」(村上)と複雑な心境を語った。

[男子]
惜しくも決勝進出を逃した高野・宮嶋組
惜しくも決勝進出を逃した高野・宮嶋組

 王座奪還とはならなかった。2年ぶりのインカレ優勝を狙う高野・宮嶋組は、ここまで全てストレートで勝ち進み、団体優勝の中大所属ペアとの準決勝に臨んだ。相手の大関・川端組(中大)は、埼玉栄高校時代の後輩。互いのプレースタイルを把握した上での戦いとなった。第1ゲーム、序盤から容赦なく打ち込まれる強烈なスマッシュに対応しきれず、ネットミスを連発。ジュースにもつれ込むも21―23でセットを落としてしまう。続く第2ゲーム、決勝進出へ後がない中でも「最後だから後悔をしないように伸び伸びとプレーしよう」と互いに声を掛け合い、落ち着いた戦いぶりを見せる。終始主導権を握ったまま21―14でこのセットを制し、勝負はファイナルゲームに持ち越された。運命の第3ゲームは、序盤から両者一歩も譲らないシーソーゲームが展開される。しかし「あとちょっとのところでツメの甘さが出てしまって一気に逆転されてしまった」(宮嶋)。19―16と3点リードで迎えたゲーム終盤、コート後ろの空いたスペースを狙われ4連続失点を許すと流れは一気に相手側へ。一度はジュースにもち込むも粘り切れず20―22で試合終了、決勝進出には至らなかった。
 1カ月後には全日本総合選手権が控えている。「全日本総合が自分たちのペアの本当にラストの試合」(高野)。高校時代からペアを組んできた高野と宮嶋だが、卒業後は別々の道に進むことが決まっている。実業団選手が大部分を占める全日本総合選手権で「自分たちのプレーがどのくらい通用するのかを最後に知りたい」(宮嶋)と築き上げてきた7年間の集大成を見せる。

 6日間にわたるインカレが幕を閉じた。男子団体は東日本覇者の日大を破るもベスト8止まり。絶対的エースの高野と宮嶋が抜ける新チームでは全体的な底上げが必要だ。女子団体はルーキー西口涼子(農1=埼玉栄)ら下級生の活躍もあり、昨年に続く3位入賞。11月上旬に行われる新人戦での活躍に期待が高まった。また今大会シングルスでベスト8をマークした西口、ダブルス入賞を決めた高野・宮嶋組と瀬川・村上組は全日本総合選手権への出場権を獲得。バドミントン界最大規模の大舞台で、格上相手にチャレンジャーとして挑む。
 
[横手ゆめ]
インカレ最終日を笑顔で締めくくった
インカレ最終日を笑顔で締めくくった


試合後のコメント
宮嶋

「最後ですし、気持ちは優勝目指して向かっていたんですけど最終的に接戦で負けてしまって。非常に残念という気持ちが本心です。やっぱり集大成だし、2年ぶりの優勝をしたかったので3位という結果には全然満足してないです。(相手は中高時代の後輩だったが)違う学校なんですけど、ずっと一緒にやってきた相手だったのでプレーは分かっていました。お互いそうだと思います。けどやっぱり向こうの方が強引にでも上で取ってきて、どうにかして攻めにもっていこうという気持ちが強かったです。逆に自分たちは我慢してプレーしていたんですけど、あとちょっとのところでツメの甘さが出てしまって一気に逆転されてしまいました。これが勝負の難しさなのかなという感じですね。向こうも本当に良いプレーをしていましたし、ただこっちの方がちょっと引いていたのかなというのがあって。相手が上で取ってきた時にできた穴を突けなかったというのが、負けた原因だと思います。あとは勝負どころで勝ちきれなかった。(高野とは)最初から最後まで『本当に最後だから後悔をしないように伸び伸びとプレーしよう』と。ファイナルもずっとシーソーゲームだったんですけど、伸び伸びやろうということはずっと話してやっていました。優勝はできなかったんですけど、7年間組んできて良い思いもできたし悔しい思いもいっぱいしてきました。それを最後ぶつけるのが総合だと思うので。総合で良い思いしたいです。総合はずっと本戦、予選どちらかで出ても、一戦目で負けてしまっているので。日本で一番大きい大会である総合で、まずは一つ勝って少しでも上の人たちと対戦して自分たちのプレーがどのくらい通用するのかというのを最後に知りたいです。楽しんで迎えたいですね。(全日本総合選手権まで)高野とはチームが別になってしまうので一緒に練習することはもうないかもしれません。自分は所属先のチームで練習したりとか、高野は行くチームでずっと練習すると思うので。ぶっつけ本番になってしまうかもしれないんですが、少しでも迷惑かけないように自分は個人的に練習して。高野もそこはしっかりやってくると思います。個々でということにはなってしまうんですが、頑張りたいです。(課題としては)アタック力がないというのはずっと前からそうだったんですけど、そこで我慢強くラリーするところが自分らの強みです。でもやっぱり大会だと緊張しますし、それでミスが増えてきます。決めてもミスしても1点は1点なので、攻めてる中でもミスを減らしていかないといけません。(主将としてインカレを終えて)男子は自分で言うのもあれなんですけど、ずっと自分と高野に頼っているチームに1年間なってしまいました。本当に男子は特に頑張らないと、2部降格もない話ではないと思います。僕らがいて5位だったので。これからの取り組み次第だとは思うんですけど、必死にやっていかないと駄目だと思いますね。(全日本総合選手権に向けて)最後、有終の美という形では終われなかったですけど、総合だけになってしまったのでこの悔しさを晴らしたいです」

高野
「最後に引いてしまい、思いっきりプレーできたらよかったです。自分たちから前に行ければよかったのですが先に仕掛けられなかったです。1ゲーム目を取られた後、自分と宮嶋は最後の学生の試合ということでのびのびやろうとちょっと吹っ切れたところがありました。向こうのミスもあり取れたと思います。ただ、ファイナルは弱気で挑んでそれが敗因だと思います。今日の中大の相手は高校の後輩。我慢強くきたのでそこで自分たちが我慢していたらと思います。ファイナルでジュースになった時は、冷静さはなくとにかく夢中でやっていました。(感想)この試合にはやはり最後で優勝して終わりたかったです。優勝を目指しており悔しいです。悔しいというか終わったという感じ。宮嶋とは高校から一緒で色々ありました。ここでは語りきれないくらいです。とても濃い7年間でした。(全日本総合)自分たちのペアの本当にラストの試合。1勝もしたことないのでこの舞台で気負うことなくやりたいです。まあ思いっきりプレーしていけたらと思います。当たった相手一人ひとりにしっかり勝ちきれればと思います」

瀬川
「優勝を目指していたので悔しいなって思いもあるんですけど、東日本が終わってから、東日本ベスト8だったのでそこから自分の取り組み方とかを変えてきて、東日本ベスト8だったっていう結果を超えられたっていうのはよかったのかなと思います。関東選手権が終わってから秋リーグ、東日本があったんですけど、どちらも2人でいいプレーというのができない時期が続いていたので、インカレに来てそこを少しずつ立て直せたって感じですかね。前の時と比べてあまりよくない時期というのがすごく長い間続いていて、そういった意味では違いましたね。一人一人のショットの精度だったりコンビネーションだったりですね。団体戦で勢いがついたかなという感じです。今まで1部リーグで春戦った時も全敗だったし過去にも法政に勝ったっていうことは本当になかったと思うので、大きかったなというのと、来年に向けてのチームとしての自信につながったかなと思います。勝つイメージを持って個人戦に入れました。(明治の女子史上最高位です)関東選手権から歴史をつくってこれたというのは、コーチとかもいない中でこうやって、他の大学とかコーチがいるけど明治はコーチがいない中で、自分たちで考えて歴史を変えているっていうことにすごく意味があるんじゃないかなというのは思っています。でも今回準々決勝とその1個前の試合で早稲田の中西・我妻組と龍谷の下田・小見山組とやった時に、あの2つの試合が一番苦しくてきつくてそこで満足してしまったなという部分があったので、やっぱり優勝という歴史をつくりたかったんですけど、そこで満足してしまったことがまだ自分たちの甘さだと思うので、そこで満足しないで最後までやり切る気持ちをもう一度つくっていきたいです。(準決勝は)前の日の相手の方がきつかったなという印象だったので、自分たちも自信を持ってプレーできました。(決勝は)1ゲーム目を取り切れなかったことで気持ちが切れてしまいましたね。団体戦でも勝ってたので実力的には勝てない相手ではなかったと思うんですけど、そういう気持ちが足りなかったなと思います。プレーも団体の時と比べたら相手もミスが減っていたというのもあったんですけど、やっぱりそれ以上に自分たちの気持ちが足りなかったという印象です。今日は本当に出し切れなかったです。昨日出し切って勝った分、満足してたのかな。(全体としては)昨年の結果とかと比べたら成長はできているのかなと思うんですけど、自分的には全国大会の決勝が4年ぶりだったので、今までは決勝で負けたことがなかったのでそういうことを考えるとやっぱり悔しいですね。基本的には関東が大学は強いので、あと関西だったら龍谷なので、インカレというのが一番大きいと思うんですけど相手は結構1年間ずっと戦っているので、インカレだから勝たないといけないというより春リーグだったり秋リーグだったり関東選手権だったりどれも勝たないといけないと思っているので、特別インカレへの思いというのが私は足りなかったのかなと思います。(4年ぶりの全国決勝)高2の冬にケガして最後のインターハイに出られなくて、少し復帰したんですけど大学1年生の時にまたケガしちゃったので。高校2年生の秋ぶりです。決勝はやっと戻ってこられたっていう思いはありましたね。相手は昨年も3位に入ってる相手だったので雰囲気とかにも慣れてるだろうし、そういった差もあったのかなと思います。今日の一発目は緊張しましたね。もっと楽に勝ち切れる相手だったと思うんですけど、やっぱり緊張しました。段々ほぐれたなというのは2ゲームあたりからありました。(3年生でインカレ準優勝、来年は)私はキャプテンになったので今まで以上に自分のことだけでなくてチームのことをもっと考えられるようになりたいと思います。私の一番の思いは明治の歴史を変えたいので、団体戦で来年のインカレ優勝に向けてまずは次の春1部リーグで女子初優勝を成し遂げたいと思います。(全日本に向けて)全日本総合も4年ぶりの出場なので、実業団の人ばかりで強いと思うんですけど、相手のいいところとかをしっかり盗んだりできるように楽しんでやりたいと思います」

村上
「1試合目は年下だったので向かって来られる立場だったから、逆に自分たちが優勝するっていう気持ちを前面に出してプレーしていきました。決勝は団体の時に当たったペアでファイナルで勝てたのに、団体戦も大事だけど個人戦の決勝もすごく大事な試合なのに2―0で負けてしまって、気持ちがまだ弱かったかなと思いますね。ダブルスの技術も向こうの方があったし、まだ物足りなかった、実力が足りなかったなと思います。2ゲーム目は決勝というみんなが注目する試合なのに、自分たちのプレーができないままだったから、自分たちが勝ってきた相手にも頑張れって言われたのに勝てなかったのが悔しいですね。(インカレ2位という成績は)優勝目指していたんですけど、初めて明治の女子で準優勝できたのはすごいOBたちもうれしいと思ってくれたし、自分たちも悔しいけどうれしかったです。優勝したかったけど、まだまだでしたね。(まだ足りないと感じたところは)向こうがどんどん攻めている時にレシーブで押し切ることができてなかったし、レシーブで前衛につかまってプッシュ打たれて終わっちゃうみたいなのがたくさんあったので、レシーブ強化しないといけないし、自分は前衛の方が多いので前衛のもっとタッチと動きを速くして試合をすることと、後衛になった時もしっかり落ち着いてつなぐことをこれから練習していきます。(2年ぶりの個人戦でした)昨年は出ていなくてみんなの応援をする側で、やっぱり出たいなという気持ちはあって、今回は出たけど応援するより自分が試合に出た方がいいなと思いました。でも応援の力もあってここまで来れたと思います。ありがとうですね。他の大学の人たちも頑張ってとか応援してくれたので、すごいうれしかったです。負けちゃってごめんなさいという感じです。でも自分の結果的に初めて全国の個人戦で2位になれたので、うれしかったですね。(関東優勝してから)東も8で終わっちゃったし、関東優勝してインカレの権利を貰ったけど東で8になってしまって、やっぱりインカレが勝負だなと東が終わった時から思いました。夏休みは練習時間が少なくて、その少ない中でしっかりやらなきゃいけなかったんですけど、もっと練習できてたらな、と自分で自分をちゃんと追い込むことができていなかったから、そういう甘さが東の結果に出たのかなって思います。その相手と4決めで当たって勝てたのはすごいうれしかったです。勝って最終日残るぞって、メダル取るぞって思ってました。(全日本選手権の出場も決めました)初めて出るんですよ、私。全日本総合は初めて出るし実業団の人がたくさん出るので、格上相手にどれだけ自分たちがダブルスできるかを全日本総合では試してみたいです。男子とか相手してくれてありがたかったです。高野さんとか宮嶋さんとか、すごく強くてたくさん相手してもらってありがとうございました。アベック優勝できなかったですね。(笑)(新体制は)私のパートナーがキャプテンなので、それを私とにこちゃんで支えて、後輩たちもすごい強いので団体とか個人戦とかで結果を出しているので、自分たちの同期3人が引っ張っていって後輩たちが付いてきてくれると思うので、練習の時も大会の時も上がしっかりした姿を後輩たちに見せて春リーグも1部でできるので、入替戦にいかないじゃなくて1部の上位を目指して頑張っていきたいと思います」

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