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東京六大学野球 2016〜秋〜  (24)立大戦事前インタビューB 黒萩選手、佐藤竜選手、田中和選手  

 目指すは日本一だ。昨季は史上最多タイの16試合を戦い抜き3季ぶりリーグ制覇を果たしたものの、全日本大学選手権でまさかの初戦負け。課題の得点力不足を解消するため、この夏は例年以上にバットを振り込んだ。まずは6季ぶりの春秋連覇へ。そして、5年ぶりの明治神宮大会制覇まで一気に突き進む。
 優勝をかけた一戦が始まる。第6週で早大相手に今季初めて勝ち点を落とした明大。勝ち点3で上位4校が並ぶも、勝率で1位に立ち、依然として優位なことに変わりはない。明大優勝の条件はただ一つ、第7週の立大戦で勝ち点を奪うことだ。リーグトップの打率を誇る明大打撃陣を前に、主将の澤田圭とエース田村を中心とした投手陣が立ちはだかる。両チームとも打線に爆発力があるだけに、相手投手陣を捉えられるかどうかが勝負の分かれ目となりそうだ。全てをかけた「紫合戦」。このカードが優勝のカギを握る。悲願の春秋連覇は目前だ。(この取材は9月2日に行ったものです)

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ラストシーズン、ケガを押して試合に臨む

黒萩幸生選手
――昨季を振り返った感想を教えて下さい
思ったような投球はできなかったと思います。

――昨季見つかった課題はありますか
一辺倒になるというか、外角なら外角、内角なら内角っていう。キャッチャーとの兼ね合いもあるんですけど、外角の一辺倒とかを狙い打ちされて苦しくなってカウントを悪くしたっていう流れがあったので、思い切ってインコースも突いていけるような投球を心がけたいなって思います。

――今季に向けては先発、継投どちらで調整していますか
最初は先発の方で調整してたんですけど、色々肘の故障とかあって、今は中継ぎの役割にまわってます。

――明大への印象を教えて下さい
また秋も当たるのは一番最後だと思うんですけど、何やかんや毎回接戦になるというか、優勝を狙うのであれば絶対に一つ前に立ちはだかってるイメージがあります。

――明大で注意しているバッターはいらっしゃいますか
明大はバッターというよりもピッチャーというイメージがすごい強いです。打撃というよりも守備面がしっかりしているなっていうイメージが。バッターはみんながつないでくる、1点を取りにくるイメージがあって、特にこのバッターを注意というのはあまり考えたことないです。全員で1点を取りにきて勝つ、守備で守りきるという野球だと感じました。

――今夏、どのような部分を調整されましたか
シーズンが終わってから少し肘をケガしてしまって。本当は2戦目の先発というのを狙ってやってきたんですけど、思いの外うまいこといかなくて。やっぱりメンバーに入ることが大前提なので、先発はしたいけど自分のできる役割をしっかり果たそうと思って、最初は先発で調整してたんですけど今は中継ぎに切り替えて調整し直してますね。

――投手陣の雰囲気はどのような感じでしょうか
オープン戦でも無駄な失点はしてないし、キャンプでもちゃんと投げきれていたので全体としてはいい感じだと思います。

――現在の調子の方はいかがでしょうか
調子は良くないです。肘があまり良くないので。最近は無理やりでも腕振ってやっと球はギリギリ戻ってきたかなぐらいです。

――最後の秋季リーグ戦へ懸ける思いは違ってきますか
今までは上がいたので、シーズン最後って言ってもまだ何年もあるしって思ってたんですけど4年生の秋を迎えてみて、本当の本当に最後なんだなって。普段なら休んでるような肘の痛みも頑張れてるのはそこなのかなって思うので。やっぱり何も感じてないって自分では思っててもやっぱり何かしらが動かしてくれる最後のリーグ戦なのかなと思います。

――肘の痛みを抱えながら挑むリーグ戦に不安はありますか
痛いので、普通に。ちょっと怖いってのはもちろんあるんですけど本当に最後だしやれることをやらないと大学生活全体としての後悔が残ると思うので、やれることは全力でやろうかなと思ってます。

――今季の目標は
ずっと叶えられなかった優勝が目標です。

――最後に、今季の意気込みをお願いします
個人としては、任された場面で、全力でチームの勝利に貢献できるピッチングをするっていうのと、チームとしてはリーグ戦優勝、日本一っていうのはずっと変わらずにあるのでチーム内に革命を起こすということでスローガンは革命ってなってるんですけど、今までの立教を覆す、リーグ戦での活躍を見せていきたいと思います。

――ありがとうございました

立大の誇る長距離砲だ
立大の誇る長距離砲だ
佐藤竜彦選手
――昨季を振り返った感想を教えて下さい
昨季はベストナインをいただいたんですけど、自分の中では結果から見て四球1個と死球1個の2つと四死球の部分がすごく少ないなと思って。ヒット数は3割打てたんでクリアしたかなと思ってるんですけど、新しい課題と言いますか、ボールの見極めという面では春終わってから今の自分に足りないなと思いました。

――昨季は本塁打3本、長打合わせて9本という結果でした
特に長打を打つとか考えてないので、自分の中ではいかにバットの芯に当てるか、それしか考えてないので、その結果がたまたま長打だっただけなので、多いとか少ないとか特に関係ないですね。

――昨季の明大2回戦では、後がない状況で勝ち越し3ランを打ちました
緊迫した場面だったので、正直野球人生の中で一番緊張してたかもしれないです。打った後すぐガッツポーズしたんですけど、あまりガッツポーズとかしないのに、無意識に出てしまったので、試合に入ってたかもしれないですね。

――課題である選球眼を鍛えるために今夏どのような練習をしましたか
練習のときからボール球でも何でも振ってたので、フリーバッティングからしっかりボール見てこうかなと、とりあえずそこから始めました。

――現在の状態はいかがでしょうか
そこまでよろしくないかもしれないです(笑)。オランダのハーレムで肩をケガして、そこからちょっと思うようにバット振れなかったりだとかで、今の状態的にはそこまでです。

――立大の理想とする勝ち方はどのようなものだと考えられてますか
やっぱり先制点が大事だと思うので、何としても先制点を相手より先に取ろうと。そういうのが立教に合ってるのかもしれないですね。

――明大の印象についてお聞かせ下さい
いやもうピッチャーが良いですね(笑)。全然違うね。柳(裕也主将・政経4=横浜)、星(知弥投手・政経4=宇都宮工)、齊藤(大将投手・政経3=桐蔭学園)とかいるもんね。川口貴都(外野手・法4=国学院久我山)はどうかな(笑)。ピッチャーがいいと野手もリズム作れますしね。

―柳投手にはどういう意識を持って臨みますか
自分も春から本格的に試合に出始めて、ベストナインも取って、正直多少研究とかされてくると思うので、思うように秋は打てるか分からないんですけど、柳だけじゃなくて他大全部の投手に対して意識はしてますね。

――今季の目標を教えて下さい
優勝したいですね。個人としてもやっぱりもう一度ベストナイン取りたいですよね。

――今季の意気込みをお願いします
優勝できるように貢献したいと思ってるので、目の前のプレーを全力でやっていきたいと思います。

――ありがとうございました

走りでチームの勢いを加速させる"<"align=left
走りでチームの勢いを加速させる

田中和基選手
――昨季を振り返った感想を教えて下さい
自分が勝負どころで打てなかったってのが、チームの敗因の一つでもあるので、自分としては悔いの残るシーズンになって。やっぱり1点にこだわる力が足りなかったのかなと思いました

――昨季、柳さんとの対戦成績は8打数0安打でした
投球術がすごいなという感想で、一つの球を狙えば打てると思ってはいるんですけどその狙ってる球が来ないっていう。完全に裏をかかれ、自分の弱いところを攻められた結果だと思うので、投球術だったり正確性というのは素晴らしいピッチャーだ思います。

――盗塁の名手である田中和選手から見て牛島将太捕手(営4=門司学園)はどんな捕手ですか
肩も強くて送球も安定してることもあって、いいキャッチャーだと思います。でも盗塁ではやらせていただきました(笑)。

――昨季見つかった課題を教えて下さい
自分が三振するというのは仕方ないことで。セカンドゴロや外野フライを打つぐらいなら三振でも変わらないし、打てるときは打って、打てないときは三振でいいって思ってたんですけど、3年前は納得した三振ばかりしてて仕方ないよって思っていて。昨季は打てたのになんで三振したんだろうっていう悔いの残る三振が多くて、それの要因がストライクボールの見極めが甘くて、選球眼に自信を持っていたけどそれが崩されてたということでした。ストライクは全部振りにいって、他は振らないっていうのを徹底できなかったので、そこが課題です。

――課題を解決するために今夏どのような練習に取り組みましたか
今までフリーバッティングの練習のとき、バッティングピッチャーが投げるちょっとしたボールも全部打ってたんですけど、ボール球はもう打たないようにして、1年生の中のいいピッチャーに色んな球をミックスして投げてもらって、見極めや相手への対抗をしっかりやってきました。

――それによって選球眼の向上は感じられましたか
感じるし、選球眼を上げたことによって自分が打てる球に手を出すこともできるので、最近は打率も上がってきて調子良くなってるなと思います。

――それ以外に取り組んできた練習があったら教えて下さい
打率を上げるということで、春は右と左両方やってて両方が中途半端な形だったので、どっちでも勝負ができる、どんなピッチャーがきてもどっちでも打てるように精度を高めてきました。今は明日リーグってなっても打てるかなって感じです。

――現在のチームの雰囲気はいかがでしょうか
春は1点差のゲームを落としたりしてたんですけど、今は接戦を取れてるって状態なので。その要因が足を絡めた攻撃でやっぱり立教は盗塁の量が売りだと思うので、チームの強みを生かした攻撃ができてると思うので、雰囲気はいいと思います。

――立大の理想とする勝ち方は何だと思われますか
先行逃げ切りでやっていくのが自分たちのチームだと思うので、初回の攻撃で先頭がどれだけ塁をかき回せるか。立教はランナーが出て淡々としてるっていう攻撃はしないと思うので、出て走って1点みたいな形を取るために初回相手をかき回せるか、初回に限らず2回、3回とできればいいですね。

――明大全体へどんな印象をお持ちですか
自分は盗塁できたんですけど、やっぱりバッテリーが安定してるので、星だったり齊藤だったり良いピッチャーがそろってて、その中で内野が吉田大成(内野手・国際4=佼成学園)だったり渡辺(佳明内野手・政経2=横浜)だったり守備うまい選手がそろってて、良いピッチャーで守備がいいと守備からリズムがつくれて、競った試合をものにできるというか。そこがいやらしいという印象があります。明治は粘りがあるし、一つ一つのプレーが丁寧なので、そこに大ざっぱにやっていても負けるかなと思うので、全ての精度を上げなければ明治には勝てないという印象を持っています。

――守備はどこを重点的に練習していましたか
やっぱり内野安打でピンチが広がることが多いのでそこを強化して、内野手の守備も相当レベルが上がってると思います。問題はやっぱりバッテリーがもっと、ピッチャーもキャッチャーもレベルをもっと上がれば守備としては言うことないのかなと思います。

――今の個人としての目標を教えて下さい
チームが勝つために打てればいいんですけどその段階でやっぱり打率だったりホームランだったりは必要だと思うので、そう考えると打点を稼ぐっていうのがあります。今までシーズン最高打点9で、主軸が10打点超えるくるチームが強いと思うので、10打点以上を目標に頑張っていきたいです。

――今季が最後のシーズンということで、懸ける思いは違いますか
変に張り切ってはいないんですけど、勝つことが楽しみということでそういう意味で楽しめればと思います。

――今季の意気込みを教えて下さい
入部して8シーズン目、試合に最初出たときから5シーズン目になるんですけど今までの4シーズンであと1勝で優勝逃すというのが何回かあって。目の前で逃す悔しさも知ってるので、そこを何としても逃さないようにやりたいと思います。

――ありがとうございました

[三ツ橋和希]


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