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東京六大学野球 2016〜秋〜  (23)立大戦事前インタビューA 佐藤拓選手、笠松選手、田選手  

 目指すは日本一だ。昨季は史上最多タイの16試合を戦い抜き3季ぶりリーグ制覇を果たしたものの、全日本大学選手権でまさかの初戦負け。課題の得点力不足を解消するため、この夏は例年以上にバットを振り込んだ。まずは6季ぶりの春秋連覇へ。そして、5年ぶりの明治神宮大会制覇まで一気に突き進む。
 優勝をかけた一戦が始まる。第6週で早大相手に今季初めて勝ち点を落とした明大。勝ち点3で上位4校が並ぶも、勝率で1位に立ち、依然として優位なことに変わりはない。明大優勝の条件はただ一つ、第7週の立大戦で勝ち点を奪うことだ。リーグトップの打率を誇る明大打撃陣を前に、主将の澤田圭とエース田村を中心とした投手陣が立ちはだかる。両チームとも打線に爆発力があるだけに、相手投手陣を捉えられるかどうかが勝負の分かれ目となりそうだ。全てをかけた「紫合戦」。このカードが優勝のカギを握る。悲願の春秋連覇は目前だ。(この取材は9月2日に行ったものです)

チームのために快音を響かせる
チームのために快音を響かせる
佐藤拓也選手
――春のリーグはどのように振り返りますか
春はもう一歩で優勝ってとこまでいったんですけど、大事な場面で勝ち切れなくて。立教は今までにもそういうシーズンが何度もあって、どれも勝負弱さという面が出てしまっているので「勝ち切ることには何が必要なのか」ということを考えさせられました。

――今までのシーズンとの違いは
最上級生としての初めてのリーグ戦で、その立場の違いを感じました。今までは上に4年生がいて自分は自分のプレーのことだけを考えていれば良かったんですけど、後輩だったり、周りのことももっと見なきゃいけないっていうのは今までとの違いですね。

――副将として見る今年のチームは
すごく勢いのある選手が今年は多いので。自分たちのペースに持ってきて流れに乗れれば強いと思うんですけど、逆に言うと自分たちの思うようにいかないときになかなか打破できないというか。そのままずるずるいってしまうところもあるので。どれだけ早く自分たちの流れに持っていけるかというところを秋は意識してやっていけたら、春よりもいいチームになれると思います。

――日米野球では
日の丸を背負って戦うということは一戦も負けてはいけないと思っていたので、自分のプレーに置いておいて「チームのために」ということを考えて試合に出てました。なので、今までのリーグ戦を振り返ると自分のプレーに集中しすぎていたのかなと思って。そのせいでかえって良い結果が出せなかったんじゃないかと感じて。日米でそういった気持ちで戦えたのは秋に向けてプラスになると思います。

――通算100本安打まであと13本です
100安打は大学に入ってきた当初からずっと意識してきたことだったので、頑張れば達成できる位置にいますし達成したいという気持ちはありますが、そこを気にしすぎると前と同じなので。日米の時のようにチームのために戦って、その結果として良い成績がついて来ればいいなと思います。

――夏に重点的に取り組んだことは
正直この夏は日米野球であったり、オランダに行ったりオールスターや壮行試合があったりで自分の時間に費やすことが難しかったんですけど、いろんなところで試合ができたおかげで実践の中での感覚は他の人よりは身についたと思います。

――具体的には
練習だとああしたいこうしたいって自分の形にとらわれてしまうんですけど、実践では「勝つために必要なこと」がおのずと見えてくるので、さきほども言った「チームのために」っていう意識ですかね。一人だといろいろと考えすぎてしまうタイプなので。試合の中で、それが矯正できたのは良かったかなと。

――春の明治への印象を教えてください
明治は毎年そうなんですけど、投手が良くて。打者もみんな自分に与えられた必要最低限の仕事はきっちりとこなすっていうのを徹底していて。打者が1点でも多く点を取って、投手を中心に守り勝つっていう粘り強い野球をするので、対戦相手としては一番勝負したくないチームですね。

――立教の理想的な勝ち方は
先に主導権を握ってしまえば勢いに乗って一気に勝ちに持っていけると思うので、先取点を早い段階で取って自分たちの流れに持ち込めれば、勝つ可能性は一気に上がってくると思います。

――秋季リーグ戦でご自身に求められることとは
やっぱり結果が求められると思いますが、それ以上に副将として当たり前のことを当たり前にするっていうことだと思います。たとえ当たりの良くない凡打だとしても、一塁まで全力で走るとか。攻守交代の際もダッシュで向かったりだとか。自分がそういったことを率先してやれると、チームにも良い影響が与えられると思います。プレー以外の面でチームに何かもたらせたらといいかなと。

――最後に意気込みをお願いします
やはり優勝ということを新チーム結成当初から1年間目標にしてやってきたので、そこに向けてがむしゃらにやっていくっていうのと、立教大学には4年間お世話になってきたので少しでも恩返しできたらと思います。チームにとしては優勝という形を目指して、その過程で自分としても良い結果を残せられればいいです。

――ありがとうございました


自慢の打撃で革命を巻き起こす
自慢の打撃で革命を巻き起こす
笠松悠哉選手
――春季リーグを振り返っていただけますか
昨年の秋は良い結果が残せたんですけど、この春はあまり思うような結果を残すことができなくて。もっとできたんじゃないかっていう悔しさはあります。それとあと1勝で優勝できたのにそれを逃してしまったっていう悔しさもあって、春季リーグは悔しさだらけのシーズンでした。

――昨年秋との違いは
(昨年の)秋にあんなに良い結果が残せるとは思ってませんでしたし、この春は相手から警戒されたのもありますし。そこで自分がそれを上回るパフォーマンスができなかったっていうのが一番じゃないですかね。警戒されながらも結果を残すっていうのが4番として、レギュラーとしての仕事だと思うので。

――この夏に意識して取り組んできたことは
今までは打撃を一番に考えてきてたんですけど打撃はそこそこ評価してもらえるようになったので、課題の多い守備を強化をしてきました。自分は失策が多いので、ノーエラーも目標です。打撃と同じぐらい力を入れてきたので、この秋変わったところを見せられたらなと。

――夏季オープン戦での手応えはいかがですか
キャンプ中はフルスイングできなくて打撃も全然駄目だったんですけど、帰ってきてからのオープン戦では結果が残せていて。やっぱり自分は一番のフルスイングじゃないと自分の魅力も出せないし、チームに良い影響も与えられないと思うので、それが出せればいい結果も残せるということを実感しました。結果もだんだん出始めているので、自信を持って秋に入られるんじゃないかなって思います。

――今年の立教の強みは何でしょうか
序盤で点を取られても、粘って逆転できるっていうのは去年にはなかったかもしれないですね。勢いもあって、どこからでも流れを引き寄せられるっていうのが今年の強さです。

――明治戦にはどのようなお気持ちで臨まれますか
春にああいう形になったので、やり返したいっていう気持ちはどうしても強いです。欲を言えば、もう一度春と同じ形で明治と優勝をかけて争ってそこで勝てれば最高ですね。もっと楽に勝つのが一番なんですけど。春はみんな悔しい思いをしてますし、特に4年生は今回が最後なので笑って優勝したいです。

――秋季リーグに向けての意気込みをお願いします
個人的には春に自分のパフォーマンスができずにチームに迷惑をかけてしまったので、この秋は自分らしさをなくすことなくチームに貢献しようと思います。チームとしてはあと1勝、あと1勝と言われ続けて、自分も2度悔しい思いをしてきているので、なんとかその1勝をものにしたいと思います。今のチームなら絶対に優勝できます。

――「革命」は起こせそうですか
もちろんです。見といてください。

――ありがとうございました


もう一度正捕手の座をつかみ取る
もう一度正捕手の座をつかみ取る
田涼太選手
――正捕手としての初のシーズンはいかがでしたか
初めてだったので、もちろん緊張はしました。法政戦で勝ち点取れなかったりだとか、東大戦での完封負けだったりは自分のミスで負けたっていうのが大きかったので、悔しい思いをしました。良い投手がそろっている中で勝てないのは自分のリードに問題があると思うので。やはり、勝つことの難しさを感じました。

――捕手の目から見た澤田圭投手や田村投手について
2人ともやはりプロを目指してる投手ですし、持っている能力はやっぱり高いです。2人がいると場が活気づきますし、試合の面でもそれ以外の面でも4年生の2人がチームを引っ張ってくれてます。

――この夏は何を目標に取り組まれたのでしょうか
盗塁阻止率が非常に低かったので、そこの向上を目指しました。やはり捕手として半分以上は刺したいという意識がありますし、そのためのスピード、精度、安定感といったものを意識して練習に励んできました。

――夏季オープン戦での手応えはいかがでしたか
調子によるところもどうしてもありますけど、以前のように全く刺せないということはなくなりましたし、率も上がったと思います。練習の成果は出ているかなと。

――何か野球をする上で刺激となることはありますか
4年生の中心メンバーにはいろいろ言ってもらったりして。げきを飛ばされたりしてるので、それが自分にとってはすごくありがたいというか。すごくためになるので、言われたことは積極的に吸収してやってます。

――立大戦がリーグ戦で勝つためのカギは
波に乗れば本当に強いチームだと思うので、守りが上手く進めば打撃にもつながって、チームに流れが来ると思います。自分としては、やはり捕手は守備の要なので上手く声かけしたりだとか。あとは当然のことですが、一番は相手打線を0点に抑えることですね。

――戦って感じた明治の印象は
自分たちが完全にやられたっていう印象もありませんが、勝負どころでの代打で1本打たれちゃったりだとか。もったいないところで長打を打たれたり、向こうが要所要所をものにしてきたなって感じです。それに対して、自分たちは守り切れなかったなと思います。やはり柳投手を中心として投手がすごく良いので、自分たちの打撃ができなかったのはあります。そういう部分で明治が上でした。

――最後に秋に向けての意気込みをお願いします
個人としては打率3割、盗塁阻止率4割というのが目標です。でもやっぱりチームの優勝が一番なので、少しでも貢献できるようにチームのために頑張るだけです。

――ありがとうございました

[谷山美海]


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